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バスで田舎へ行く (ちくま文庫 い 55-1)

バスで田舎へ行く (ちくま文庫 い 55-1)

バスで田舎へ行く (ちくま文庫 い 55-1)

作家
泉麻人
出版社
筑摩書房
発売日
2005-05-01
ISBN
9784480420794
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バスで田舎へ行く (ちくま文庫 い 55-1) / 感想・レビュー

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RYOyan

最後の最後で飯田から足助へ向かうルートが出てきて親近感がわきました。テレビでよくある路線バスものはルールがキツくてしんどいけど、あっさり列車乗ったりタクシー乗ったりしてるので本当にゆる旅です。確かに地元にもどんなお客さんが利用してるのか気になる1日3本くらいの限界路線があって、乗ってみたくもなりました。クルマとは全然違う印象になるんだろうなぁ。

2019/06/01

つちのこ

図書館本。バス好きの著者ならではのゆったり目線で、田舎の路線バスでゆく小さな旅の魅力を描いている。宮脇俊三著『ローカルバスの終点へ』も良いが、性格的にのんびりしたように見えるこちらのほうが、私の性にあっていそうだ。(2004.8記)

2004/08/23

ほたぴょん

タイトルの通り、田舎の路線バスをめぐる旅レポ。田舎といっても東京大阪京都の奥の方、というのもある。バス停に残る昔の地名などについて、いわれを色々と考察してみるのだが、ほとんどは帰ってから確かめてみたりはしていないようで、たいてい「~だろうか…。」で終わっちゃう。このゆるい投げっぱなし感がバス旅行の空気みたいなものを伝えてくれて良い。なお完全に余談だが、個人的には、オホーツクで砕氷遊覧船ガリンコ号Ⅱが出てきたときは、「皆川亮二の『D-LIVE!!』で出てきたやつだ!」と思ってちょっとテンションが上がった。

2017/04/24

rakukko

泉麻人を初めて読む。紀行モノが読みたく適当に古書店で手に取ったのだがなかなか良かった。鉄道網の無い場所、さして有名でもない田舎を旅する魅力を存分に味わえる。そしてローカルバス故のユルさや不便さ(という魅力?)も。“車窓から一見して「当たりくじ」を引き当てる~観察眼とイマジネーションを駆使した一種の賭け”というバス旅を説明した下りが印象的。また解説(実相寺昭雄)の“路線バスは景色の流れていく速度が丁度良い”という一文で単純明快なバスの魅力に改めて気づかされた。

2014/09/05

じょみ

路線バスの旅って贅沢だ

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