明治探偵冒険小説集 (4) 露伴から谷崎まで (ちくま文庫)
明治探偵冒険小説集 (4) 露伴から谷崎まで (ちくま文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
幸田露伴、国木田独歩、谷崎潤一郎以外の作家はマイナーな感じで読んだことがありません。明治の探偵冒険小説集ということで、今から見るとなんだ雄思われるようなものもありますが、当時の風俗などが知れていいと感じます。谷崎の作品「秘密」は今読んでいる潤一郎ラビリンスにも入っていないようで楽しめました。
2015/02/11
りんか
読んだことのある作家の作品もあれば全く知らない作家の作品もあって面白い。時代を感じさせる筆運びも今読めばかえって新鮮で生まれてもいない時代なのに懐かしくもある。やはり今に至るまで広く名を知られている作家の作品は読みやすく巧いと思った。
2017/02/13
あにこ
どの作品にも現代ではあまり見られない、当時の人間でしか書き表せぬ不気味さ、滑稽さ、良い意味での古臭さが感じられて面白かった。言葉のリズムが整っていてともすれば現代語よりもスムーズに頭に入ってくるような気がした。谷崎潤一郎『秘密』が一番良かった。
2011/12/31
まゆき
すんなり読めない作品もあって日本語の変化に戸惑う。でも普段使わない感覚が刺激された気がして読む価値は充分にあった気がする。日本語はいいなあ。
2011/10/19
canabi
58−2016
2016/07/10
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