人生の教科書「よのなかのル-ル」 (ちくま文庫 ふ 29-4)
人生の教科書「よのなかのル-ル」 (ちくま文庫 ふ 29-4) / 感想・レビュー
i-miya
2011.10.09 (解説=重松清) 藤原和博インタビュー(2002春)、キーワード[よのなか]とは、「あなたの世界」、「あなたから見える世界」であり、Societyではない。「世間」との違い、「世間に申し訳が立たない」「世間様のみっともない」は他人の目から見ている世の中、他人から見る自分。
2011/10/09
イプシロン
中・高・大学生むけに書かれているだけに世間を知る大人として読むと浅さを感じるかもしれない。だが、序章と終章の宮台の語りはとても切れ味がある。両章に各種メディアで語っているような毒舌は無く、伝えたいことを直球で投げかけてくる真摯さを感じたからだ。「なぜ人を殺してはいけないのか」「意味なき世界をどう生きるか?」は別の主題に見えるが、その答えがひとつに集約され、「自分自身に生きろ」と呼びかけてきたように聞こえた。コラムを書いた矢幡洋も彼の言葉でそう呼びかけているだけに、本書の肝はそこにあるといえるのだろう。
2018/04/08
りえこ
ずっと読もうと思っていた本をやっと読みました。わかりやすくて面白かったです。
2014/12/29
もりけい
「仲間を殺すな、仲間のために人を殺せ」というルールが大小違えど世の中にはびこっているのかと激しく納得。
2016/05/09
axxxo
「承認」の大切さを学んだ。承認し合うことは必要。
2024/07/13
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