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ザ・フェミニズム (ちくま文庫)

ザ・フェミニズム (ちくま文庫)

ザ・フェミニズム (ちくま文庫)

作家
上野千鶴子
小倉千加子
出版社
筑摩書房
発売日
2005-09-07
ISBN
9784480421494
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ザ・フェミニズム (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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GAKU

最近読んだ本がきっかけでフェミニズムに興味を持ちまずはベタな題名のこちらを選んで みました。上野千鶴子さんと小倉千加子さんの対談を原稿化したものです。今まで私がイメージしていたフェミニズムと、実際は結構違うのだなというのが第一印象。そしてフェミニズムとは単純に一括りに出来るものでは無いもの。そして自分が生きて行くという事に関して、フェミニズムという主義?思想?に共鳴出来る点があると教えてくれた。また何故男である私がフェミニズムに対して嫌悪感を持つのかも教えてくれた。もう少し関係する本を読んでみたい。⇒

2017/05/02

秋 眉雄

フェミニズムがますます分からなくなる一冊であり、分からないこと自体を肯定してくれる一冊。対談はそりゃそうですよ合戦の様相を呈していて緊張感がありました。解説の遙洋子さんが上手いこと引分裁定を下しています。

2022/05/12

みんと

上野千鶴子さん、小倉千加子さん、両者ともに辛辣で歯切れもよく、お互いに遠慮することなくフェミニズムを語っている。 フェミニズムとウーマンリブの違いがよくわかった。 結婚観や世間で一般にフェミニストと呼ばれている人達でも一人一派というように微妙に考え方も違う。 実際にこれが正しいという定義はないのだろう。 本書で紹介されている吉澤夏子さんや石原里沙さんの本も読んでみたい。

2014/04/06

Shiori

制度って怖いなぁと受け入れられる内容もあったり、そんなに性の解放って求められてる??と疑問に思ったり、、まぁフェミニズムは人それぞれ、だからいいのかな。前ほど結婚に執着がなくなったり弱者のための制度、ということに納得したりもしたけれど、、、本人たちが幸せなら、続く保証なんてないかもしれないけれど、まぁいいんじゃない?って思うけど、、

2017/01/12

OjohmbonX

フェミニズムって固定的な結論じゃなくて理念だから(イズム一般がそうだけど)、理念×現状=結論(手段)で、現状認識が変化する以上結論も変化していく。その変化を、例えば70年代のウーマンリブからどうフェミニズムが出てきて、どう国家に回収されたりされなかったりして現在(01年)どうか色々な面で話して面白い。上野の方が実態/形式/理念を分けて把握する方針、小倉の方は未分化にする方針に見える。零れ落とす覚悟で構造を把握する方針に個人的には共感する一方で、未分化なところから勘で苛立って活性化させるのも面白いと思った。

2015/05/29

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