賃貸宇宙UNIVERSE for RENT 下 (ちくま文庫 つ 9-5)
賃貸宇宙UNIVERSE for RENT 下 (ちくま文庫 つ 9-5) / 感想・レビュー
akihiko810/アカウント移行中
賃貸物件に住む人々の写真集。印象度B+ 前作の「TOKYO STYLE」から10年らしい。整理されてない、愛着ある趣味のモノ(本やCD,服)に囲まれた生活を送る人々。整理されたミニマリストの部屋よりも、こういう猥雑な部屋の方が「生きてる」感があってよい。私も本は積読の山なので、共感する。断捨離、ファックオフ!
2024/11/23
緋莢
読書メーターユーザーなら、思わず反応してしまうであろう<本と住むこと>という章があります。本棚、床に積み上げられている本の写真は見ていて、とても楽しいのですが 文庫サイズなので、残念ながら本のタイトルまでは分からず。<コアなファンには「ギンガピンク」としておなじみの特撮ヒロイン>という紹介に、えっ!?と驚いた写真もありました。20歳の時の部屋の写真のようで、ギンガマン関連のものは写真の中に見当たりませんでした(続く
2024/05/12
阿部義彦
下巻も舐める様に読みました。素敵な暮らしぶりに思わずうっとり?私と関連する2大テーマ「本と住むこと」「音楽と住むこと」ズームで背表紙まで隅から隅まで読みたいなあー、と思っちゃいますよね。結局 There is no place like home. なのですね。TOKYO STYLE から10年以上の間を置いて(この間にバブル崩壊があった)再び発表されたこの大冊そんなに暮らし方は変わってないのでまあ安心したような。結局蟹は自分の殻に似せて穴を掘ると言うことなのかな。猫が勝手に入ってくる部屋、憧れます。
2016/02/20
ふろんた2.0
文庫とは思えぬ重さと価格。そして中身はむさ苦しい。でも見入ってしまう。やたら裸の人が多いのはなぜ?
2013/09/01
くろほ
ネット社会だの、グローバル社会だのと呼ばれる現代を生きてると、日本中均質化され誰も彼も似たような家に住み、同じような生活をしてるという錯覚に陥ることがある。この本には、そんな退屈や諦観を吹き飛ばすパワーが詰まっている。賃貸住宅を自分好みに改造する人、格安の部屋に住み、身の丈に合ってないブランドで身を包む人、定住しないため、不完全な部屋で暮らす人、土足で入らないと危険な部屋にしてしまった人たちで、この国は溢れているのだ。生きがいは家賃に比例しない。人間って面白いなぁ。
2013/03/06
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