寄り添って老後 (ちくま文庫 さ 30-1)
寄り添って老後 (ちくま文庫 さ 30-1) / 感想・レビュー
団塊シニア
本書を読むといかに夫婦関係が円満だったかが理解できる。「家のなkにいつでも話のできる相手がいるというのは何とも仕合せなことと二人ともよく知っていた」 まさに表題の寄り添って老後そのものです。
2013/09/10
じょり
「グレーテルのかまど」で著者を知り、通販サイトで献立日記が見つからず本作品を購入。現在は訪問看護は確立されているけど、看護師が足りないのは20年前から変わっていないんだなぁ。それにしても、このご夫婦のようにお互いを思いやりいつくしみ、日々よく話をするといった穏やかな関係は憧れる。
2014/04/08
たいよう
わが母校(高校)の大先輩(東京府の時代!)である著者が80才を過ぎてから思うことや、日々の生活を綴った話。「いろいろあったけど、お迎えが近くなってきたこの年齢で、こうして穏やかに暮らしているっていいね」という雰囲気が伝わってきました。自分は、こんなに心身とも健康で穏やかな老後が送れるかはなはだ不安を感じました。
2016/11/27
晴久
単行本版を読了。タイトルに惹かれて読んだ。女優さんの老後のお話だからか、生活にも余裕があって、海の見えるマンションに引越しとか羨ましいかぎりだが、本当に羨ましいのは、夫婦でずっと一緒に老後を過ごせていることだなと思う。私も夫と長く一緒にいたい。読みやすくて、いい本だった。
2023/04/24
蝶々
◎貞子様の寄り添って老後。夫婦茶碗や夫婦箸やなんてアタシの憧れやわ。なんて嘘。そんな生き方も好きやねんけどそうやなくたってOK。肝心なのは人を認める力喜んであげる大きさやわ。
2009/04/04
感想・レビューをもっと見る