科学はどこまでいくのか (ちくま文庫 い 62-1)
科学はどこまでいくのか (ちくま文庫 い 62-1) / 感想・レビュー
えむa
科学と資本主義の蜜月は、いずれ破綻しカタストロフィーはまぬがれない。巨大になりすぎた科学を解体し、コントロール可能な等身大なものに再構築しなければならないと筆者は説く。そのためには一人ひとりが自分の欲望を冷静に考えること、そして細分化されて専門家以外の人には何が何だかわからなくなっている科学の内容を普通の人にわかりやすく伝えることを制度として考えることを提言している。筆者がバラエティー番組に出演しているのもそんなところからくるのかな。
2014/06/05
king_leo123
科学の成り立ちからタイトルの通り、科学はどこまでいくのかと著者池田さんの見解が示してある。 科学者という職業は生活をするためにゴミみたいな論文でもかかざるえないのが現代の末期的現状とか書いてあったと思う。 第4章のコトバとは何か、にある言葉の持つ普遍の話やらが個人的山場 やっぱウィトゲンシュタインは気になるな
ゲスト7
2
2016/06/05
くまこ
結構前に書かれた本のようだが問題提起されていたことが今にまさしくあてはまっていてとても面白かった。
2015/06/12
Hayek
★★★☆☆客観情勢とは発言者の主観情勢のこと。一般名は実体があって付けられるのではなく、一般名があって実体があるかの様に見える。
2015/05/29
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