サブカルチャ-神話解体: 少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 (ちくま文庫 み 18-3)
サブカルチャ-神話解体: 少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 (ちくま文庫 み 18-3) / 感想・レビュー
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2012.01.12(初読)宮台真司他著。 (副題)-少女・音楽・マンガ・性の変容と現代。 (単行本へのあとがき) ◎本書成立の経緯。 1985、岩間夏樹-同窓。マーケットリサーチ会社、ライズコーポレーション株式会社設立に参画。統計調査。グループインタビュー。スポンサーに有益な研究成果を提供しつつ、データの学術的利用権を確保、留保。1993現在、まだ「思想のバブル」は終わっていない、はじけていない。
2012/01/12
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2012.05.25(つづき)宮台真司他著。 2012.05.24 1990、『別冊太陽』、忍者について。 白土三平は山田風太郎の忍者小説に影響を受けた。白土三平により、新たな忍者像が描かれた。 ちばてつや、『紫電改のタカ』60年代マンガ、主人公=理想としての身体、でることをやめて、「相対的な社会」に翻弄される、「小さな個人」へと変化するのに連動。 「小さな個人」が、それなりの力を発揮するのに必要な、特技、知恵、訓練を描きこむ「リアリズム表現」を急発展させた。 石川球太、『闘犬アラシ丸』(1963)
2012/05/25
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2012.02.01(つづき)宮台真司他著。 1.80年代的神話の解体に向けて。 ◎文脈欠く言説-「煽(あお)り言葉」と「癒し言葉」。 80年代に同時代を対象としたコトバ自体が、多くは浮遊するバブルだった。◎第二フェイズ(1950代-1970代)。 イエや世間から疎外されて苦しむ<若者>登場。「清く、正しく、美しく」から「かわいい」へ。子供のまま性的になる宣言。
2012/02/01
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2012.06.22(つづき)宮台真司・石原英樹・大塚明子著。 2012.06.18 なぜ「ヤマト」だったのか。 <サブライム>支持。 コックピット派。 ピンクレディ後の、光GENJIなどのアイドルと等価な熱狂。 メディアミックス的構造。 セル画、声優、サウンドトラック、劇場空間、TVなどのメディアミックス。 それに、プラス、現実と完全に切り離された「無害な異世界性」であり、そこに、展開する、「愛」、「純粋」、「絆」、-誰も反論しようのない形象と結びついたカタルシスである。
2012/06/22
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2012.03.20(つづき)宮台真司他著。 2012.03.20 破壊された伝承線を代替、「メディアを通じたモデル習得」が発達史的に極めて重要になる。家柄・学歴など「取り消せない初期値」が意識され始める。 自分の自由になるものは、近隣の人間関係「友人関係・恋愛関係」しかない、という感覚の醸成。
2012/03/20
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