整体。共鳴から始まる: 気ウォッチング (ちくま文庫 か 48-2)
整体。共鳴から始まる: 気ウォッチング (ちくま文庫 か 48-2) / 感想・レビュー
Salsaru
野口整体系の本は、身体というより思想な気がする。「何にしろ“待つ”ということは難しい。どうしても余計なことをしたり、言ったりしたくなるもので、慌てて何か仕掛ければ、もっとも大事な“手助け”のタイミングを失う。」
2014/01/20
fonfon
人が生きているということの裏側には必ず他者との共鳴がある。それなしに生きていくのは不可能である。言語によるコミュニケーションは共鳴的な場を保つための表技であり、共鳴的な場を創り出す「間合い」をつかむ裏ワザとしての「体術」が必要とされている。共鳴性の高い人をみつけ、大事にすれば社会の「気」の流れ、人と人との関係はずいぶんとよくなるだろう、と。菊池成孔解説。面白かった!
2011/09/16
ひろみん
片山洋次郎さんの本が大好きなのですが、この本が一番好きです。抽象的な表現が多いので好き嫌いが分かれそうですが。整体を通して今の世の中を感じ、洞察し、本質を捉え、片山さんなりの言葉遣いで表現しているところが非常に興味深いです。片山さんの著作の中でよく出てくる『体癖』『過敏体質』について、一番詳しく書かれています。私もおそらく過敏体質なので、すごく参考になりました。
ヨコ(hitoshio)
10年以上前に書かれてて驚く。倒れた時に感じてたことや見えてた世界を思い出す。私は私の身体を通して、いま・ここを生きるしかない
2018/08/04
mat
飛び飛びなので全体を理解しにくい処もあると思いましたが、凄く詳しいところまで解説されている良い本だと思う。
2015/02/02
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