古本病のかかり方 (ちくま文庫 お 34-4)
古本病のかかり方 (ちくま文庫 お 34-4) / 感想・レビュー
ふろんた2.0
古本病といっても症例は人それぞれだな。普段行かないところに行くとき、そこに古書店がないかないかググってしまう私も初期症状か。
2014/04/07
たくのみ
古書バカ一代、岡崎さんが秘蔵の「雑本」のコレクションを開陳。かっぱづくし、夜汽車づくし、地方の古本屋の魅力、沈没した船から引き揚げた紙で作った「ぬれ紙百科」、古本処分術のいろいろ、「図書館と本屋の使い分け」、しょうもないコント集まで。あえて読みたいとは思えないけど、キラキラした情熱だけが伝わる古書たちの存在。古本の持つ「魔力」が伝わってくる本でした。
2015/02/19
蛇の婿
一冊の本に歴史あり…古書とは、そのたった一冊の本の歴史を愉しむものでもあるんですねえwいやぁ、作者の岡崎武志さんの古本にかける情熱たるや凄まじく、もう読んでいるあいだ終始にこにこと笑いっぱなしです。本が好きな人が本のことを楽しげに書いたものはどうしてこう素敵に面白いのでしょうか。内容はかなりまともな古本エッセイですが、文章のあちらこちらから本好きに共通するオーラのようなものが立ちのぼっています。さあ、いざ、我も行かん古本屋の旅へと!
2011/10/22
じゅんいち
千田町の大学堂書店、エイス書房、金座街のアカデミイ書店とか、広島市の古本屋も登場する。なつかし。まだあるのだろうか。タイトルで引いてしまう人も多数いそうだが、実に軽妙なエッセイ。
2010/02/14
やまゆ
ただタイトルに惹かれてとか装幀がきれいだからとかでも、古本を買ってもいいんですね。そこから思わぬ発見もある。古本に対する視力がよくなる、というのはなんとなくわかります。図書館に行くと本に呼ばれる気がするもんね?
2013/03/22
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