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ム-ミン谷のひみつ (ちくま文庫 と 19-1)

ム-ミン谷のひみつ (ちくま文庫 と 19-1)

ム-ミン谷のひみつ (ちくま文庫 と 19-1)

作家
冨原眞弓
出版社
筑摩書房
発売日
2008-08-06
ISBN
9784480424679
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ム-ミン谷のひみつ (ちくま文庫 と 19-1) / 感想・レビュー

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ふう

ムーミン谷で暮らす仲間たちの魅力について翻訳者の冨原さんが掘り下げて書いています。それぞれが自分の考えや感性で自由に、でもやさしくつながり合って生きていて、どの仲間にも共感できます。ムーミンママのおおらかな愛情、ムーミントロールのまっすぐな性格、スナフキンの他者を受け入れることができる自由と孤独…。 ムーミンのシリーズは牧歌的な雰囲気の話かと思いきや、戦争や自然災害などを乗り越えて生きてきた北欧の歴史や文化が背景にあると、もう一つのひみつ。 ちなみに我が家のカレンダーは毎年すてきなムーミンの絵です。

2012/07/02

shikashika555

あの「ひと癖ある人間ばかりが集まって、それでもなぜかそこそこ上手く物事が進む」ムーミン谷のキャラクターを、愛情と鋭さをもって分析と解説をする。 こうやって読むと、若い頃は単にワケノワカラナイ頭のおかしな人であったスクルットおじさんも、何を考えてるのかつかみにくくムーミン谷からさえも浮きまくっているトゥティッキも、そうであったのかと理解するきっかけになり 彼らへの共感と愛情を自分の内に感じることができる。 やはり歳はとってみるものだ。 そして、先人達が素晴らしい本を残してくれていることに感謝いたします。

2020/06/22

葵@晴読雨読

最近、ムーミンにはまっているのでBOOK・OFFで買って、読んでみた。これがなかなか面白い!

2015/11/11

kaori

ムーミン シリーズを読む前にこちらを読んでお勉強。アニメ観てたはずなのに、知らない事が多すぎて笑っちゃいました。

2015/02/27

ykshzk(虎猫図案房)

ムーミンシリーズに夢中になった子供の頃。何十年か経ち、あらためて文庫を読み直す予習に、登場人物の解説本のこちらを。ムーミン、奥が深すぎる。完璧じゃ無いキャラクターは日本の伝統的なアニメなんかにもよくあるが、ムーミンに出てくるキャラ達の不完全さは、すごい深くてリアル。自分がムーミンの話に出てくるとしたらどんなキャラクターになるんだろう・・?と想像すると、自分のつまらなさにゾッとしました。どのキャラも愛すべきだが、とりあえず自分の中にミイを飼っておきたいと思った。何かするたびに、本音の喝を入れて欲しい。

2024/08/14

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