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宮崎駿の〈世界〉 増補決定版 (ちくま文庫 き 25-1)

宮崎駿の〈世界〉 増補決定版 (ちくま文庫 き 25-1)

宮崎駿の〈世界〉 増補決定版 (ちくま文庫 き 25-1)

作家
切通理作
出版社
筑摩書房
発売日
2008-10-08
ISBN
9784480424884
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宮崎駿の〈世界〉 増補決定版 (ちくま文庫 き 25-1) / 感想・レビュー

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itosan04

言葉数の多さに驚いた。 宮崎アニメにこんなに語ることがあったのか。 でももう一度、宮崎アニメを最初から観たい気持ちになった。 力作

2016/01/30

なつみかん

切通さんが、2014年11月に出された、本多猪四郎監督の本も読まないとな!

2014/11/22

左手爆弾

宮崎作品をジブリ以前から細かく読解し、その「縦の構造」を明らかにする。戦時中は軍需工場をやっていた関係で豊かで特権も享受していた宮崎が、アニメーターとして独自の技法を確立し、やがては監督して作品を作っていく過程を描く。初期は人間と自然の共存、和解を素朴に信じていたが、漫画版ナウシカ、もののけ姫あたりから話が複雑になっていく。その辺りも絵コンテやインタビュー資料などを丁寧に読み込むことで補完し、過剰な解釈をくわえることはない、丁寧な評論になっている。いっそ、風立ちぬが出てから完全版を出せばよかったのに。

2016/11/06

きいち

ナウシカからポニョまでの映画たちはもちろん、ジブリ美術館の短編映画や就職直後の初期作品まで詳細に追いかけた労作。まるで見てるように、いや見たときよりも濃密な体験ができる描写がとても楽しくて、思わず手元にないルパンの最終回を借りに行ってしまった。上下の移動や水の描きかたの分析などから作品の骨子が物語ではなくプロセスそのものにあることを説く過程も説得力がある。僕は心から楽しめなかったコクリコ坂も、切通の評価を読んだら見直したくなるかな?

2011/10/26

Doraneko358

長かった

2013/10/09

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