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ちくま日本文学013 樋口一葉 (ちくま文庫)

ちくま日本文学013 樋口一葉 (ちくま文庫)

ちくま日本文学013 樋口一葉 (ちくま文庫)

作家
樋口一葉
出版社
筑摩書房
発売日
2008-04-09
ISBN
9784480425133
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ちくま日本文学013 樋口一葉 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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優希

樋口一葉の文章は美しく、格調高いと思いました。声に出して読みたくなります。物語も初恋を扱うものが多く、面白かったです。

2022/02/10

優希

再読です。格調高く美しい文章に浸るのが心地よかったです。声に出して読みたくなる文章なんですよね。初恋を扱うものが多いのもロマンです。

2023/12/11

零水亭

泉鏡花先生の小説とは別の意味で難しく感じましたが、ゆっくり落ち着いて読むと、何ともいえない味わいがあるように感じました。何回か読み直してみます。

2022/05/30

ホシ

むむむ…。一葉珠玉の作品を収める本書。講談を彷彿とさせる和語調の文体は正直、難儀しました。しかし、だからこそ、文明開化の激動にあって、未だその波に洗われない庶民の純朴な情緒を過不足なく記すには、これしかなかったにも思われます。イケメンなんだけど、ちょっとワルい男。いつの時代も女性はそんな男が気になるのかなぁ。『大つごもり』の石之助といい、『うもれ木』の辰雄といい、女性を惑わすのは”イケメン”が世の習い。一葉もイケメンに振り回されたのかなぁ…とは、これ下種の勘ぐりですな。

2019/03/25

きょちょ

名作三作は既読。 他の作品を読みたくて購入。 ちょっとした恋の話を、ここまで感動させる小説に仕立て上げる「筆力」を持った作家を、彼女以外に私は知らない。 「恋」の話では、「暁月夜」が特に好み。 狂気の娘とおろおろする家人、「結」がない話だが、家や庭やちょっとした自然を描くことで見事な作品になる「うつせみ」。 彼女自身がそうだったからか、主人公の「貧困」に大いに同情してしまい結末にホッと一息つける「大つごもり」。 彼女の日記や歌も少し収録されている。 じっくり味わった作品集です。 ★★★★★

2016/06/23

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