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ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (ちくま文庫)

ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (ちくま文庫)

ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (ちくま文庫)

作家
谷崎潤一郎
出版社
筑摩書房
発売日
2008-04-09
ISBN
9784480425140
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ちくま日本文学014 谷崎潤一郎 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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優希

読んでいて鳥肌が立つほどの美しさを感じました。マゾヒズム、フェティシズムの世界は勿論、奇想天外な作品まで収録されて贅沢だなと思わずにはいられません。変態的な文豪としてのイメージを持つ人にこそ読んでほしい1冊。谷崎の魅力が凝縮されていると思います。改めて谷崎が好きだとしみじみしながら味わいました。

2017/02/13

優希

言葉の1つ1つが美しく、鳥肌が立ちそうでした。各短編がマゾヒズム、フェミニズムの短編がおさめられていて贅沢な味わいだと思います。谷崎の魅力が凝縮された1冊。谷崎好きなので世界に浸っている時間は言葉にするのが難しい感情が湧き上がっていました。

2019/07/25

優希

文章の美しさに鳥肌が立ちそうになりました。言葉の1つ1つを絶妙に使っているからでしょう。書く短編がマゾヒズム、フェミニズムの味わいがあり、谷崎の世界に浸る贅沢さを感じさせます。改めて谷崎が好きだとしみじみ。

2022/01/12

優希

何度読んでも美しいと思わされます。流麗な文章に引き込まれます。読んでいると鳥肌が立ちそうになるんですよね。耽美とマゾヒズムとフェミニズムに包まれた作品の数々にめまいがしそうでした。

2022/08/15

ころこ

『秘密』『春琴抄』とも視覚が使えないためにかえって描写が多く、特に『秘密』は取替可能な都市の街路にあるわずかな差異を細密に描写し、その断片を手掛かりに思考を巡らすという伝統的な文学といわれる谷崎は近代的な要素が盛り込まれており、じつはそれ全体が夜の効果による仮象であったことが昼に明らかになるというオチがついています。一見して江戸川乱歩に似ていて探偵小説と呼ぶにふさわしく、エンタメかと思いきや心理描写は近代小説であり、とはいえ題材は江戸の戯作文学の流れにあって純文学からも逸脱しています。『友田と松永の話』は

2022/05/15

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