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ちくま日本文学032 岡本綺堂 (ちくま文庫)

ちくま日本文学032 岡本綺堂 (ちくま文庫)

ちくま日本文学032 岡本綺堂 (ちくま文庫)

作家
岡本綺堂
出版社
筑摩書房
発売日
2009-02-10
ISBN
9784480425621
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ちくま日本文学032 岡本綺堂 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。江戸時代にもホームズがいたのですね。単なる捕物帳にせず、人情など様々な要素を織り込んでるので、江戸情緒も感じることができます。

2022/02/11

優希

面白かったです。江戸時代のシャーロック・ホームズですね。単なるミステリーに終わらず、しっとりした江戸情緒を感じるのが良いです。戯曲が入っているのも興味深いところです。『半七捕物帳』シリーズを色々読みたくなりました。

2023/02/13

ミリアーデ

江戸時代のシャーロック・ホームズ。ミステリーと括るのがもったいないくらい、いろんな要素を含んでいて、いろんな味わいがある。その時代に、確かにそんな空気があったんだと自然に思える深みがあった。

2020/12/30

駒子

半七捕物帳は名前だけしか知らなかったけど、こんなに面白かったのか!ちょっとの推理と義理人情、そしてどうしようもない人たちの生きざまが楽しい。三浦老人昔話ではほどよい怖さが良い。青蛙堂鬼談は「利根の渡」の語りが巧みで惹かれた。また、「修禅寺物語」も強く印象に残る。解説ではかつらは犬死にと書かれていたがそうかな?本人の望んでいたように権力者に愛され、またその命を一時でも永らえさせることができたし、父の面の手本となれたのだから。

2023/03/05

コルカロリ

お化けと人の間を行ったり来たり。まるで怪の仕業とも思えそうな出来事が本当は人の仕業であったりとか、人が成した業によって怪が生まれたりとか。結局生きてる人間がおっかねぇ……!!と思えるお話が多かった。それにしても半七のようにやり手でなおかつ下手人を取っ捕まえるのに躊躇いが全くないのは読んでてとても爽快だなぁ。お話としては気の毒に為るようなものも多数存在したけれども。あと「おいてけ掘」、有名な話を紹介した上でのまた初見のお話であったので、知ってる怪談の知らない説をまた知れた。たのしい。

2020/02/15

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