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ちくま日本文学036 萩原朔太郎 (ちくま文庫)

ちくま日本文学036 萩原朔太郎 (ちくま文庫)

ちくま日本文学036 萩原朔太郎 (ちくま文庫)

作家
萩原朔太郎
出版社
筑摩書房
発売日
2009-06-10
ISBN
9784480425669
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ちくま日本文学036 萩原朔太郎 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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優希

作品の幅の広さに驚かされます。萩原朔太郎というと『猫町』というイメージが強かったのですが、エッセイや詩など多くの作品を残していたのですね。繊細ながら強さもある作品の数々に魅了されました。

2022/03/06

tokko

エッセイや散文詩を読んでいる方が面白かった。もちろん「月に吠える」など有名な定型詩もあるのだけれど、「ダークあやつり人形印象記」や「ウォーソン夫人の黒猫」、「猫町」、「小泉八雲の家庭生活」などの文章の方が印象に残る。あと式子内親王の和歌の解説も、なるほどと思わず読み入ってしまう。

2018/05/14

兎乃

再読/『純情小曲集』のみ。

2015/09/28

双海(ふたみ)

「悲哀の歌人 式子内親王」のみ再読。和泉式部との対比もおもしろい。引いてある御歌も名歌ぞろい。

2024/04/06

色々甚平

後半のドストエフスキーや小泉八雲、与謝蕪村、式子内親王についての話は非常にとっつきやすかった。詩は親しんでいないので何度か読まないとまだ馴染めないのが悔しかったが、前述した作家たちのどこを良いとこだと捉えているかを知ることで著者がどのような作風を好んで書くのかがわかるような気がする。式子内親王の和歌は後鳥羽上皇の娘であり純潔を余儀なくされたため、悲恋の歌ばかりであり、説明付きでないとわからないが下手な恋愛小説よりも余程叙情的なものであった。

2017/12/08

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