鈴木清順エッセイ・コレクション (ちくま文庫 す 20-1)
鈴木清順エッセイ・コレクション (ちくま文庫 す 20-1) / 感想・レビュー
子音はC 母音はA
「畏友美術監督」畏友とは、清順映画の独特の世界観をを作りあげた、美術監督・木村威夫の事で、盟友との思い出話を小粋に飯と酒に託つけて語る。木村さんのお人柄が見え、清順が如何に畏敬の念を抱いていたかがわかる。特に木村さんが偉人たちの交友関係を調べる癖を清順は真似て、人と人の出会いの機微を探る習慣が出来たと語っていた。他、「洋パンと(野良犬)と自動小銃」が出色。清順の映画観が存分に詰まったエッセイ集で読む価値はおおいにある。
2014/08/06
パロンヌ
小説は読むものではなく見るものである、映画に思想性、政治性は付与できない、といったところはうんうんとなる
2014/07/25
シミバチョフ
ジャケ買い。(勿論、清順映画ファン
2011/09/26
ネムル
過激な暴力を筆に任せて書きなぐったような文章の羅列。これは病みつき。
2011/02/16
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