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とっておき名短篇 (ちくま文庫 き 24-3)

とっておき名短篇 (ちくま文庫 き 24-3)

とっておき名短篇 (ちくま文庫 き 24-3)

作家
北村薫
宮部みゆき
出版社
筑摩書房
発売日
2011-01-10
ISBN
9784480427922
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とっておき名短篇 (ちくま文庫 き 24-3) / 感想・レビュー

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優希

とっておきの言葉は嘘じゃないと思いました。北村薫さんと宮部みゆきさんが選んだ様々な作家の短編ですが、どれも少しゾワッとするような感じがします。ミステリーかはたまた奇妙な味かと思わせる雰囲気の作品ばかりですね。川上弘美さん以外はきちんと作品を読んだことがない作家だったので新鮮な読書体験ができました。

2017/07/18

おか

これ多分 いや 絶対 再読だ(//∇//)飯田茂実の「一文物語集」より『0〜108』も面白かったが 大岡昇平の「サッコとヴァンゼッティ」北杜夫の「異形」も面白かった。そしてやはり一番だったのが北村薫と宮部みゆきの解説対談!

2020/01/31

踊る猫

評価が難しい。意外と(失礼!)面白かったのは穂村弘と蜂飼耳、川上弘美に飯田茂実。特に飯田は圧巻で、既に『世界は蜜でみたされる』を読んでいたにも関わらず読み耽ってしまった。逆に言えば他の作品はさほど感心しなかった。深沢七郎は期待して読んだのだけど、期待し過ぎたのだろうか。選者と私のセンスが合わないことから来る問題なのかもしれない。私自身この選者たちの作品を読んだことがないので……旨味のある短編を読みたいと思い、他のアンソロジーに手を伸ばしてみようかと思う。あるいは穂村作品に手を伸ばしてみるのも悪くないのかも

2019/01/16

ミナコ@灯れ松明の火

すごい物語を書く人が選んだ、ものすごい物語。短い文章が108つ並んだ『一文物語集』に鳥肌が立った。不思議すぎる物語、嫌すぎる物語(褒めてます)、怖すぎる物語、印象的すぎる物語の連続。どの作品にも余計な肉付けはされておらず読み手側に委ねられる部分も多いが、それがいい。文字の芸術、ここにあり。ほんとうによくぞまあこんな物語を書いたものだ!(絶賛してます)

2011/10/20

あつひめ

いやはや…と言う言葉がつい口を突いて出てしまうのがよくわかる短篇集。濁っていてそれでいて透き通っている不可解そうな作品が多いにも関わらず最後まで夢中で読んでしまう。読ませる力を持った作品が集められている気がした。作品の重たくてドロドロしている反面、解説対談がやけに明るくて軽くて、2人それぞれの感想が頷けるものばかりでそういう読み取り方もあるのかと参考になった。名短篇シリーズは他にもあるようなので追々読んでみたいと思った。一文物語集があの短い中に思いを込めているあたりがすごいなぁ・・・感じた。

2011/09/16

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