霞が関「解体」戦争 (ちくま文庫 い 70-1)
霞が関「解体」戦争 (ちくま文庫 い 70-1) / 感想・レビュー
さるぼぼキング
地方分権を目指し、権益をめぐる官僚との議論。 こうしたプロセスにより多くの人が関心を持たなければならない。 作家の存在価値を感じる。
2011/10/26
とおる
読んでいるとホントに腹が立ってくる官僚たち。いつの時代でもこの本に書いてあるような自己都合の利権はあるのでしょうが、だからといって何もしないのでは血税が無駄になるばかりです。猪瀬氏の具体的な根拠に基づいた論理と解決に向けた力強い進め方は目を見張るものがあります。政治の話だけでなく、ビジネスの世界でもこうした考え方・手法は役立たせられると感じました。
2012/12/19
壱萬参仟縁
「民主主義とは国民の意思が反映されるものだが、選挙で選ばれるわけではない霞が関の官僚機構の役人たちが、自分たちの都合のよいように勝手に規則をつくっている」(p.60)。天下りや渡り、不祥事など、いろいろな問題が浮上しているのが実態の官僚全体の問題が、特に顕著に露呈していることが理解される一冊。今後、どのようにしたら納税者のためになるのか、読者一人一人に提起されているような気もする。
2012/05/01
T.K.
国の出先機関での多重行政の問題指摘が印象的。仕分けとかよりも、開発局のような行政機構ガバナンス見直しのほうが即効性があるんじゃないか?
2011/05/30
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