哲学個人授業 (ちくま文庫 わ 8-2)
哲学個人授業 (ちくま文庫 わ 8-2) / 感想・レビュー
i-miya
2012.08.28(つづき)鷲田清一+永江朗著。 2012.08.27 ◎ジャック・デリダ『声と現象』。 知覚はかつて、一度も存在しなかった。 そして、≪現前≫とは、ルプレザンタシオンのルプレザンタシオンであり、前者のルプレザンタシオンは、後者のルプレザンタシオンにおいて、自らを、自らの出生、もしくは、自らの死として欲するのである。 (1930-2004)
2012/08/28
i-miya
2012.08.24(つづき)鷲田清一+永江朗著。 2012.08.20 ◎フリードリッヒ・ヘーゲル。 ◎エマニュエル・レヴィナス。 1905-1995。 『全体性と無限』。 システムが崩壊するときに、どう生き延びるかということをレヴィナスは書いている。 汎用性に高い知識です。 レヴィナスは、同じ袋の中に、複数のレヴェルのことを入れている。 そのとき、そのときの自分の都合に合わせて、一番必要なものを引き出させる。
2012/08/24
cockroach's garten
入門とは書いてあるが、一から学ぶのには適さないと思う。どちらかというと、他の哲学入門の本で読んでみたが、よく解らなかったとか、哲学者の本を読んだ人への再認識するために再入門書として使えると思う。様々な言葉を選び抜き、それに独自の解釈をしていく二人の様は、まさしく哲学の学び方、生かし方を再確認できる。登場するのは有名どころの哲学者。私はキルケゴールの著作を読んだことがなかったので、日本で見られる彼の著作は殆ど彼のデンマーク語ではなくドイツ語に訳された再翻訳本であるのには驚いた。鷲田氏の選書コメントも良い。
2017/05/29
i-miya
2012.08.21(つづき)鷲田清一+永江朗著。 2012.08.20 (ウィトゲンシュタイン、つづき) 話することが、不可能なこと、って、何なのか。 『論理哲学論考』の出だしの部分、「世界とは、実情であることがらのすべてである」 言葉で示すことのできない世界がある、ということを立証していく。 ウィトゲンシュタインは、このあと、これと、正反対の方向へ行く、生涯をかけて。 みんあが、つまらないことばかりを言っている、語りすぎている、腹が立つ、といいたかったのか。
2012/08/21
i-miya
2012.09.03(つづき)鷲田清一+永江朗著。 2012.08.28 (デリダ、つづき) クオリアの議論は、哲学としては、素朴である。 「私の宣言には、私の死が構造的に必然的である」直前の私と、今の私、私と言う言葉がなかったらワカラヘン。 ◎ルネ・デカルト『方法序説』。 良識(ボン・サンス)は、この世で最も公平に配分されているものである(ルネ・デカルト)。 1596-1650、フランス哲学者。 権威主義的なスコラ哲学の方法論を批判。
2012/09/03
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