貧乏人の逆襲! 増補版: タダで生きる方法 (ちくま文庫 ま 43-1)
貧乏人の逆襲! 増補版: タダで生きる方法 (ちくま文庫 ま 43-1) / 感想・レビュー
チェアー
確かにカネやモノに縛られる暮らしは息苦しい。しかし、カネやモノなしには生きられない(人はパンのみに…と言ってもねえ)。そのカネやモノを自分の主義を曲げずにどう入手するのか。主張と現実とをどこで折り合えるようにするのか、は一つのテーマだと思う。
2020/01/27
じぇりい
書店のBIRTHDAY BUNKOより。どうやら著者と誕生日が同じらしい。そうでなかったらまず手に取らない。前半の節約術はまぁ、できなさそうでもないな。集会やデモもバカバカしいことを取り上げて、真面目にやってるところが楽しそう。そら、人集まるわな。
2016/10/17
ごましお
めちゃくちゃ面白い。松本さんは賢く、かなりセンスがある。優秀な模範囚と問題児の囚人の違いがあるだけで、社会の90%以上は貧乏人。優秀な模範囚って言葉がすごくいい。世の中の人を測るモノサシが年収になってるから、模範囚は自分が貧乏人だってことに気づけなくなってるのかな。優秀な模範囚になるべく明日も就活するのやだなあ。でも、就活市場における洗脳から目を冷ますことができて、自分の価値観を思い出し、落ち込まなくなった。
2012/01/12
はち
バカ本。貧乏でも生きていけるノウハウ本。しかし無駄にパワーが溢れている。いいなぁ、高円寺住みたくなったんだもの。しかしこの辺とんでもない田舎だからこれは不可能。松山でもやってたんだ、乱入したいぜ!
2012/05/14
三鷹天狗
松本哉、雨宮処凛、湯浅誠は「団塊の世代」にとっては気になる活動家。彼等の中に、70年代の自分たちにはなかった知性・感性がある。文中、団塊の世代に対して「おまえらつべこべいわずに金をよこせ」(P124)には笑うしかない。
2012/02/04
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