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読んであげたいおはなし(上): 松谷みよ子の民話 (ちくま文庫 ま 8-14)

読んであげたいおはなし(上): 松谷みよ子の民話 (ちくま文庫 ま 8-14)

読んであげたいおはなし(上): 松谷みよ子の民話 (ちくま文庫 ま 8-14)

作家
松谷みよ子
出版社
筑摩書房
発売日
2011-11-09
ISBN
9784480428912
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読んであげたいおはなし(上): 松谷みよ子の民話 (ちくま文庫 ま 8-14) / 感想・レビュー

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april-cat

子どもに読んであげたい日本の昔話集。そのまま語りにも使えそう。これを読むと、本当に日本の昔話もバラエティに富んでいて面白い。こういうのを寝る前に読んでもらうって幸せだなぁ。

2013/07/01

Ryo

図書館。鉢かづきの絵本を見て懐かしくなって昔話に着手。割と昔話読んでる方だと思うんだけどそれでもまだまだ知らない話がいっぱいで面白かった。(しかし表紙はもうちょいなんとかならなかったのか;)蛇に見初められて免れる娘の話が多いけど蛇って神聖だったりするからいいじゃーんと思ったりなんたり。反対に男は正体動物の奥さんもらってたりも意外とあるのに嫌悪感はなく、正体がばれて逃げられちゃったっていうのが多いのが面白い。鉢かづきもこれに載ってたけど絵本にはなかった入水のシーンにああ、そういえば、と。子供向けだから削除→

2014/05/18

うたまる

著者が集めた口伝の民話集。道徳を教え諭すものから自然を畏怖せしめるもの、単調な日常の息抜きとなるものなど、どれも聞き手の子供たちに伝えたいメッセージがきちんと内包されている。上巻は春と夏ということで人も動物も明るく躍動的な話が多かった。有名な『うさぎとかめ』の後日譚『それからのうさぎ』、イソップ寓話のような『もぐらのむこさがし』、オノマトペが愛らしい『瓜子姫とあまのじゃく』などが好印象。そして上巻ナンバーワンは『きつねの花嫁』。障子に穴をあけ覗いていたのが、実は馬の肛門だったというハードなオチに震撼した。

2022/11/18

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