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旅情酒場をゆく (ちくま文庫 い 52-3)

旅情酒場をゆく (ちくま文庫 い 52-3)

旅情酒場をゆく (ちくま文庫 い 52-3)

作家
井上理津子
出版社
筑摩書房
発売日
2012-03-07
ISBN
9784480429261
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旅情酒場をゆく (ちくま文庫 い 52-3) / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

知らない土地で、ひとり居酒屋の暖簾をくぐるのは小さな冒険。女性ライターが全国各地の酒場を求めて旅をする〈酒場ルポ〉全24店。山にも行く。海にも行く。温泉にも行く。人が集うところ酒場あり。「おかえり~」と出迎えてくれる高野山の店。店主と常連客の垣根が皆無な新世界の串カツ屋。僕の読み違えなら申し訳ないけれど、いわゆる〈有名店〉はあまり登場していない気がする。それは、紹介される酒場からは良い意味での“場末感”が漂ってくるから。ガイドブックには載りそうもない。地元の人々が集う路地裏の酒場で傾ける杯は、また格別だ。

2015/05/15

penguin-blue

旅の幸せをしみじみと噛みしめるのは旅先でふらっと入ったお店が雰囲気暖かで居心地良く、地元の酒と肴を選びながらあれこれ迷う時。初めて食べるものだったり、旬のものやその日獲れたり入ったりしたものがあったりするとさらに幸せ。店の雰囲気を楽しんだり、隣の人と話が弾んだりするのはひとり旅なんだけど、ひとりだと食べられる種類に限りがあるのが口惜しい。この本は最初から最後までそんな幸せに満ちていて、お裾分けに預かった気分♪たまに酔っぱらって記憶が飛んでいるのもご愛嬌で親近感。行ってみたいところばっかりの旅情酒場。

2017/09/11

パワー3

この本は、トイレに置いて少しずつ読みました。いろいろな酒場での人と食事とお酒との出会い。雑誌の連載の文庫化です。全体を通して酒好きの好奇心旺盛な著者が思いのままにあちこちの酒場に立寄り、気持ちよくなったご報告という感じです。お店の紹介というよりこんなに気持ちよく酔っちゃった。という訳で、非常にうらやましい本でした。

2012/09/03

ひねもすのたり

『さいごの色街 飛田』が面白かったので読んでみました。 私自身は下戸ですがお酒を飲みたい気分になりました。そしてなにより旅に出たくなる一冊です。 装丁で使われている写真がめちゃくちゃイイです!!

2012/08/20

niz001

大阪に続いて全国編、といっても関西と関東が多い。タイミング的に仕方なかったのかもしれないけども、遊郭絡みの話はいらなくない?

2016/03/10

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