イギリス人の知恵に学ぶ「これだけはしてはいけない」夫婦のル-ル (ちくま文庫 い 39-4)
イギリス人の知恵に学ぶ「これだけはしてはいけない」夫婦のル-ル (ちくま文庫 い 39-4) / 感想・レビュー
きるきる
飛ばし読み。100年前くらいで、国も違うのに、なるほどなのはなぜ。本って面白い。人間って面白いです。びっくりするくらい、良いこと悪いことは世界中同じだあ!人間のこと、もう少し信じられるかも。
2013/09/21
Monsieur M.
あっという間に読める。ずいぶん昔に書かれた本だけど、全然古臭く感じなかった。いつまでも幸せでいたければ、夫も妻もお互いを思いやり、大事にしなきゃね。日本では「愛がなくなっても、子供がいるなら離婚するのはよくない」「子供のために我慢するのが尊い」という価値観が支配的であるように思うが、それって裏返すと「結婚した後は愛など重要ではない」ということでもあるのではないか。だから男も女も努力しなくなる場合が多いんじゃないかなあ。それって不幸だし、楽しくないと思う。だったら自分はどうなんだ、ということではあるが……。
2016/10/21
温
ヴィクトリア朝時代に書かれた本の翻訳で、夫むけパートと妻むけパートに分かれています。タイトルにある「これだけはしてはいけない」という表現から、何か大変な、厳しいことが書いてあるのかと思いきや、夫婦それぞれの立場と心情に理解をしめしつつ、やさしく諫める感じでした。少し想像力を働かせて相手の立場や気持ちを思いやることは、夫婦間だけでなくすべての人間関係において必要ですし、時代が変わってもこの基本的なルールはきっと変わらないだろうと思いました。
2012/06/24
暗頭明
自明なことをあえて言葉にして捉えなおすと、自明だと思い込んでいたことが、思いのほかよくは理解していなかったこと、身についていなかったことがわかる、ということを教えてくれるという意味で、本書はとてもよい。「中流階級」の平均年収が500ポンド(4,000万円)というのは庶民の私には驚きだが、そうした階級が節度ある生活をよしとして日々暮らしているなら、それは人間文化の一つの理想:極み、かもしれない。
2012/07/22
まゆみり
お金の管理をどないかしようと思う
2015/04/18
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