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映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫 し 32-2)

映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫 し 32-2)

映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫 し 32-2)

作家
島田裕巳
出版社
筑摩書房
発売日
2012-05-01
ISBN
9784480429407
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映画は父を殺すためにある: 通過儀礼という見方 (ちくま文庫 し 32-2) / 感想・レビュー

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えりっち

あくまで作者の主観であり、読んでいてあまり共感は出来ない本でした。

2020/06/08

Bartleby

通過儀礼という見方からの映画解釈。「スタンド・バイ・ミー」や「魔女の宅急便」、黒澤作品などに次々に通過儀礼の概念をあてはめて見せてくれるので、読み終わる頃には、自分でもこの概念を使いこなせそうな気がする。ただ通過儀礼という概念が便利すぎるゆえの危険もあるように感じた。概念をあてはめてみることで、見えるようになることもあると思う。でもそれだけでなく、それによって見えにくくなってしまうことは何かも考えてみたい。

2012/06/12

eriko*

通過儀礼というのは、一つの重要な視点ではあるなぁ、と思った。 あまりそれにこだわりすぎると、(ジブリ映画など)本質を見誤ってしまわないかなぁ、とも思いました。

2020/08/19

かやは

映画のストーリー展開を「通過儀礼」という宗教儀式を通じて読んでいく一冊。現在は通過儀礼を行うことも個人の自由に委ねられおり、そのため成長出来ずに苦しんでいることもあるかと思う。映画を見ることで通過儀礼を疑似体験し、葛藤が解決することもあるかもしれない。映画は二時間弱という間にいかに演出し、話をまとめるかが重要で、通過儀礼という特別な出来事は、この媒体で表現するのに向いているんだなと感じた。

2014/02/28

職商人

この様な「映画の見方」もあるのかと感心して読みました。私なども「通過儀礼」をしそこなった人間と思えてきて、それが私の今にいたる未成長の原因かと・・・・・。それにしても、このキーワード、切り口、現代社会を見ているといろいろと思いあたる節があります。

2012/10/08

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