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すっぴんは事件か? (ちくま文庫 ひ 20-1)

すっぴんは事件か? (ちくま文庫 ひ 20-1)

すっぴんは事件か? (ちくま文庫 ひ 20-1)

作家
姫野カオルコ
出版社
筑摩書房
発売日
2012-09-10
ISBN
9784480429681
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ジャンル

すっぴんは事件か? (ちくま文庫 ひ 20-1) / 感想・レビュー

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すこにゃん

「男らしさ」とか「女らしさ」を根底から覆そうとした序盤に混乱。女は男っぽいと言われると狂喜乱舞するが男は女っぽいと言われても嬉しくないと。うーんそうだなあ。究極の「エロ本の男女差」には目からウロコどころか卒倒もんでしたね。ああ面白かった。

2014/12/13

ろくでなし@ぐーたら中

71点 あけすけ度MAX。気っ風のイイ極論。ここまでくるともはや言いっぷりに清々しさを覚える。男ってこう、女ってこうという世間的な決定事項を向こうに回し、すっぴんを重大視する風潮に異を唱え、小悪魔とは決して若い女性などではないと断じ、エロな案件ほど執拗に熱弁を奮う。結論付けるまでの流れが実に滑らか。冷静な視点と独自の感覚で「常識」の曖昧さを見透かし、ちぎっては投げ捨てるクレーマー一歩手前の考察も、男の自分からすると何やら斬新で面白い。どこか男気を感じさせる論理的でサービスたっぷりな語り口が結構好みです。

2014/05/29

ばっか殿すん

タイトルに見事に釣られて読んじゃったわけでして・・・。。さて、ここで問題です!著者いわく、男性用エロ本の人気商品は、セーラー服、ナース、窓口嬢、スッチー、女医など、制服ものですが、女性用エロの本の人気の職業は何でしょう?正解は…

2014/03/05

kilioi

新宿紀伊国屋書店で40頁ほど立ち読みした後、購入。著者の視点や切り口が興味深いと思うのと同時に、読んでいるとところどころ?と感じる。女性の「男らしさ」、男性の「女らしさ」について語るエッセイは確かに。女性の「サバサバしている」という形容が女性自身にとって「よい」という価値観に基づくなら「ネチネチしている」部分は隠すべきか? 一個人の中に同居しているからこそ、その差異が目立つ。それは性差ではなく、あくまで個人の中での差であり、性格を包括するものでもない。「嫁に姑を着させる」発見と説明は非常におもしろかった!

2012/11/05

ミホ

目の付けどころが独特で、多少クドメな考察が、案外的を得ていて洗脳されそう。ポジティブ・シンキングの訓練はちょっとやってみたいな。

2015/04/02

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