それなりに生きている (ちくま文庫 む 5-8)
それなりに生きている (ちくま文庫 む 5-8) / 感想・レビュー
ふう
もうずいぶん前に群さんのエッセイを読んで感覚がおもしろいなと思いました。久しぶりの群さんですが、まあそれなりに、というところでしょうか。気軽に読めるエッセイです。子どもとおやじさんには厳しいまなざし。でも、動物たちにはあふれるほどの温かい愛情が注がれています。動物(とくに猫)好きには楽しめる内容かな…。
2013/03/01
朝比奈さん
この人のエッセイ、高校生の頃好きだったんだけどな。愛猫家なのは伝わってきたけど、ちょっとこの距離感は無理でした。猫は好きなの、でも子ども嫌いだから少子化もっと進めばいいのにーのくだりはドン引きしてしまったぞ。
2015/02/08
saga
久しぶりの群さんエッセイ。カバーからいつも通りの動物エッセイかと思ったら、ヒトも含めてそれなりに生きていた。当時54歳独身の著者の思いの丈を、一回り下の自分は共感半分の気持ちで読み進めた。「ネコの超能力」で、超常的な出来事に少しウルウルしてしまった。我が家のネコたちはどうだろう?
2018/09/21
しのさー
安定の面白さ 茶トラのネコのトンちゃんの話「ネコの超能力」に涙
2022/01/27
わんつーろっく
久しぶりに群さんのエッセイは2007年~09年のつれづれ。今更気づいたのだが、1954年生まれって林真理子さんと同い年で出身大学の学部まで同じだったのですね。なんて対照的なおふたりなんでしょう。群さんは猫の話題が豊富で、人間描写のようにリアルで面白いのだが、猫がちょっと苦手な私は・・・そして、昔からずっと子供が嫌いでうるさいから、少子化でちょうどいいという群さんの発言には、頷けないなぁ。
2019/11/29
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