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60年代日本SFベスト集成 (ちくま文庫 つ 19-1)

60年代日本SFベスト集成 (ちくま文庫 つ 19-1)

60年代日本SFベスト集成 (ちくま文庫 つ 19-1)

作家
筒井康隆
星新一
出版社
筑摩書房
発売日
2013-03-01
ISBN
9784480430427
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60年代日本SFベスト集成 (ちくま文庫 つ 19-1) / 感想・レビュー

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山田太郎

荒巻義雄がよくわかんなかった。筒井康隆の解説が面白い。昔がよかったっていうと年寄みたいだけど、やっぱりいいもんはいい。黎明期ってのがどのジャンルも一番楽しいと思った。

2013/09/13

モトラッド

★★★☆ [再読]数十年前に読んで感激した、豊田有恒の『渡り廊下』が収録されてるのを発見し、即購入。当時はもっと怖い思いをして読んだ印象だが、再読してみると、とても味わい深い作品だった。今回は、そうそうたるSF作家が腕を振るった(14篇)日本の60年代の初期SFの、それぞれの味わいを堪能した。その中でも、やはり『渡り廊下』それと『幹線水路二○六一年』(時の支配者=光瀬龍が描く虚無的な世界観)が、絶品。編者が筒井康隆という事も、興味深く、読み応え充分である。

2018/08/01

tomi

筒井康隆編・解説で、30年以上前に刊行されたアンソロジーの復刊。SF草創期に活躍した錚々たる顔ぶれが並び、何れも傑作揃い。お気に入りは星新一「解放の時代」(作者を伏せたら筒井作品だと思う)、豊田有恒「渡り廊下」(私小説風幻想小説といった雰囲気)、石原藤夫「ハイウェイ惑星」、山野浩一「X電車で行こう」など。荒巻義雄「大いなる正午」は難解。

2013/06/21

スプリント

バラエティに富んでいて読んでいて楽しかったです。 X電車で行こう、終わりなき負債が先が読めない展開で特に楽しかったです。

2019/12/22

TSUBASA

日本SFの黎明期、60年代に発表されたSF短編を筒井御大が編んだ一冊。昔の作品だからどんなもんかと思うけれども、ちっとも色あせない。どうやら当時の日本SF作家は欧米SFがどうしても眼中にあって、それに追いつきたいともがく気持ちが強かったみたいですね。印象深かったのは高速道路が星を覆っている惑星における生態学の考察が興味深い石原藤夫『ハイウェイ惑星』、人間不信になった男がアンドロイドによって生きる希望を見いだす平井和正『レオノーラ』などなど。荒巻義雄『大いなる正午』はチンプンカンプンでした(汗)

2014/08/10

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