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昭和三十年代の匂い (ちくま文庫 お 34-6)

昭和三十年代の匂い (ちくま文庫 お 34-6)

昭和三十年代の匂い (ちくま文庫 お 34-6)

作家
岡崎武志
出版社
筑摩書房
発売日
2013-05-08
ISBN
9784480430656
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昭和三十年代の匂い (ちくま文庫 お 34-6) / 感想・レビュー

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kinupon

昭和の匂いがプンプンしますね。ただノスタルジックになるだけでなく、もう一度昭和という時代を検証してみるのもいいかもしれないですね。

2018/08/17

佐島楓

この時代の話をよく母から聞いているので、懐かしいような気持ちで読んだ。でも文中でおっしゃられているとおり、等しく日本人が貧しかったから、いろいろなものが輝いて見えたのだろうと私も想像する。

2017/07/31

ホークス

著者は自分より5才年長。自分の知る昭和三十年代は、貧困、不潔、暴力、差別だらけで、「のんびりした時代」とか「人間中心主義」なんて聞いてもピンとこない。今の方が間違いなく良い。本書は三十年代懐古本の中でも、汲み取り便所とか、タバコとか、臭いオヤジなどの避けがちな話題が豊富で面白い。様々な所に溢れていた戦争情報にも触れている。著者は大いに懐かしみながらも、決して盲目的でなく、爽やかな態度である。岡田斗司夫との対談も良い。1990年代まで居た「分かり易い大人」が居なくなった件は、別に構わないがちょっとだけ寂しい

2017/07/02

TSUBASA

「もはや『戦後』ではない」と言われて始まった昭和三十年代。当時小学生、中学生時代を過ごした著者が語る昭和三十年代のあれこれ。私の親が著者より若干年下なので、古いこと知っているつもりでいてもさすがに知らないことばかりだった。しかし、勉強になるというよりも、結局思い出話とその頃の話が載っている文献を引いてきて所感を述べるのが主なのでイマイチ楽しめなかったというのが正直なところ。でも、多分今探すに至って文献も充実していない頃合いなのかも。当時を過ごした人に取っては「あったあった」と盛り上がれるかと。

2015/04/15

kinkin

昭和30年代生まれの私にとっては子供時代。それでも当時のそれほど裕福なうちは少なかったが、近所にたくさんの子供がいて夕方になるとそれぞれのうちに帰っていったことをぼんやり覚えている。テレビも一家に一台、それでもうちのなかには、いつも笑い声やケンカする声が絶えることはなかったのではないか。スマホやパソコンといった機器で自分の世界に浸かっている現代、懐かしいじだいでもある。

2013/05/30

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