新版 熱い読書 冷たい読書 (ちくま文庫)
新版 熱い読書 冷たい読書 (ちくま文庫) / 感想・レビュー
i-miya
2013.12.03(12/03)(つづき)辻原登著。 11/27 (p066) 彼はいったいどこから来たのか? ◎中勘助『犬』(岩波文庫)-嫉妬と獣類の物語。 一頭の牝犬が一瞬もとの娘の姿に変わって、狂気の叫びをあげる。
2013/12/03
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2013.10.23(つづき)辻原登著。 2013.10.23 (p023) 「四十九日の物語」-フランツ・カフカ『変身』 三年前、長い付き合いだった友人の突然の死、通夜、葬儀、荼毘、告別式、そして四十九日、ろぼくはつとめた。 すべて終え、菩提寺の本堂からでて、全ての参会者と一緒にきざはしを降り、背伸びをした。 五月の空、突然僕はカフカの『変身』を思い出した。 両親と妹を養うため、破産した父親の借金の返済のため働きずくめ、服地のセールスマン。
2013/10/23
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2013.10.15(初読)辻原登著。 2013.10.15 古典、小説、ミステリー、ノンフィクション、etc.文字を眼で追ういとなみ、その結果として書評は思いもよらぬ世界が現出する。 すぐれた読み手でもある辻原登、何者にも妨げられず、博覧強記と想像力がつくる小宇宙。 (辻原登) 1945、生まれ、1985、『犬かけて』でデビュー。 1990、『村の名前』で芥川賞。1998、『翔べ麒麟』で読売文学賞。 2000、『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞。 2005、『枯葉の中の青い炎』で川康成文学賞。
2013/10/15
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2013.10.21(つづき)辻原登著。 2013.10.21 (p452) (解説、つづき) 映画、野球に関する本。 なんとユダの福音書まで。 一冊の書評→上質の短編小説に。 僕の愛読する新聞、毎日新聞。 書評者の数、多すぎ、読みたい辻原らの回ってくる回数、少ない不満。 『東京大学で世界文学を学ぶ』(集英社文庫)辻原の名著。 (本文) サンデー毎日、996.02-1997.12。 ◎湯川豊。 『イワナの夏』(ちくま文庫) 紀伊半島南端近く、切目(きりめ)川。
2013/10/21
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2013.11.01(つづき)辻原登著。 2013.10.30 (p048) その前、『眼の針』(ケン・フォレット)、ノルマンジー、とある島。 ◎死する者のために-ジャック・ヒギンズ『鷲は舞い降りた』(ハヤカワ文庫)。 大デュマ『三銃士』のだる谷庵、ダルタニアンに凝っている。 1649、英国専制君主チャールズはクロムウェルに処刑された。 断頭台で、「覚えておけ」と叫んだ有名な史実。 史実と虚構をないまぜにしたエンターテインメント。 ◎二度と帰らない昔-藤沢周平『玄鳥』(文春文庫)。
2013/11/01
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