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小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1)

小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1)

小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1)

作家
小路幸也
出版社
筑摩書房
発売日
2013-10-09
ISBN
9784480431004
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小路幸也 少年少女小説集 (ちくま文庫 し 42-1) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

「バンドワゴン」シリーズの道産子作家さんで、自分にとっては(多分)著者の短編集は初となりましたが、とてもスッキリした作品でした。いい意味でアッサリと、そしてサラッとしていて、とても読みやすく、しかしながら文章のひとつひとつが時折、とても深く感じるコトができました。あらゆる趣向をこらした作品群で、いろんな角度から著者の才能を堪能できます。感動はもちろん、ファンタジーなココロ温まるストーリーも多く、ちょっぴりホラー?に思えてコメディタッチなモノもあり、アッという間に読み終えて、至福な読書時間となりました。

2014/05/10

紫 綺

小路さんには珍しい短編集。どの作品も氏の長編に繋がっているのが興味深い。私が好きな作品は「林檎ジャム」。どの作品も子どもの暗闇部分、かなしい要素を含んでいるが、この作品は芯からフワフワッと幸せな気分になるからだ。大人版の短編集もぜひ読んでみたい!!

2014/01/05

ゆみねこ

少年少女が主人公の短編が11編。「林檎ジャム」・「Fishing with My Brother」・「コレッタの夏休み、冬休み」が特に好みでした。やはり長編の方が小路さんの良さが出るかな?

2020/07/16

寂しがり屋の狼さん

心温まる〜💞(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)夢、希望、恐れ、孤独、友情…ときに切なく、ときにほのぼのと、子供と大人たちの間に起こる様々なドラマ。『東京バンドワゴン』の少路幸也が綴る11の物語。

2022/12/04

ひめありす@灯れ松明の火

ちょっとだけ小路さんだったり、なりかけの小路さんだったり、すごく小路さんだったりして、少しずつ作風が現在のものに近くなっていく様子がよくわかりました。ドこの年代が好き、と言う訳でなくどれも好きです。お気に入りは『トーストや』『林檎ジャム』あと外国の女の子が出てくるお話。小路さんの描く大人達はちゃんと大人な所が素晴らしいなあと思います。こういう大人に見護られて育つと、すくすくと成長した良い子ども達になって、そしてまた真っ当な大人になって次の子どもを育てていく。それが本当なら世界は何て優しい物になるんだろう。

2014/03/25

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