くいしんぼう (ちくま文庫 た 73-1)
くいしんぼう (ちくま文庫 た 73-1) / 感想・レビュー
nemuro
思い付きで始めてみた「自宅本棚の本のタイトルによる“しりとり読書”」。『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』に続き77冊目。「く」から始まる本は『燻り』(5冊目)、『黒蜥蜴』(15冊目)、『くそったれバッキー・デント』(17冊目)、『黒後家蜘蛛の会』(42冊目)と来て5度目。ピックアップした4冊(ほかに『黒いトランク』『くるりのこと』『朽ちないサクラ』)からの選定。パラパラと眺めるのが好きで10年余り買っていた雑誌「クウネル」で知ったと思われる著者。本棚にはもう一冊『酒のさかな』もあったのでいずれ。
2022/09/12
阿部義彦
フードスタイリストの高橋みどりさんの食に関するエッセイ集。小さい頃は豆腐屋さんに憧れたとか、と言う記載があり、自分も小学生時代の同級生に豆腐屋の息子が居たなあと思い出し、詳しい経歴をみたら、私より4つ歳上の方でした。フードスタイリストなんて昔は無かった職業ですから多分草分け的な存在なのでしょうね。のってるカラー写真が何とも素敵です。食器に関するこだわりが流石に半端ではなく旅先では古道具屋めぐりと、美味しいお店は欠かせないようです。お酒を飲める人が羨ましく思えた。
2024/10/29
丸々ころりん
美味しい物を食べて怒る人はいない❗️とは言うけれど,本当にそう思います。美味しい笑顔に人が集い,料理をし食べ幸せを感じる。たまの外食も嬉しい😆
2022/11/12
ミス レイン
この方の文章のリズム、日々の生活のリズムが好きだ。「おいしいね」「しあわせだね」記されるのは時折だけど、綴られた言葉全てが「人生楽しいねえ」に集約されているよう。いい意味で力が抜けているので体の生理的欲求(食欲、睡眠等諸々)も自然体で統率がとれていそうだし、健全な体、健康な精神、健康な日々とは各ありき。きちんとすべきことをしたら、思いっきり楽しみ緩む。オンとオフのバランスのよさ、切り変えのうまさは気持ちと意志の強さにつながっていると思うので見習いたいことが実に多い。食べることについての本なんだけど。
2014/02/08
itokon
表紙のプチトマトが美味しそう。期待通り食に関する内容のエッセイ集。食欲がない時によむといいかも。
2015/05/11
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