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読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫)

読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫)

読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫)

作家
北村薫
宮部みゆき
出版社
筑摩書房
発売日
2014-05-08
ISBN
9784480431578
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読まずにいられぬ名短篇 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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KEI

読友さんのレビューに惹かれて。北村薫さんと宮部みゆきさんが編集したアンソロジー。今まで読む事が無かった作家さんだったり、その作家さんの中では異色とも思われる作品を読む事が出来て満足の一冊。最後のお二人の対談でより理解が深まった感がある。江國香織「デューク」既読だったが山本周五郎「その木戸を通って」小川真理子「百足」松本清張「張り込み」などなど、上手い!と思った作品が盛りだくさんでした。

2018/09/11

おか

図書館の返却棚で偶然見つけて借りたが 当たった!!幸田文の「類人猿」は良い導入篇となり 江國香織「デューク」は犬好きの人は絶対に読んで欲しい一篇です。山本周五郎、田中小実昌、尾崎士郎等も良かった。ジャック・ロンドン、クレイグ・ライスも良い味だしてます。中島敦は知らない作家さんですが面白かったです。最後の方に松本清張の「張込み」とそれをベースにした倉本聰の「武州糸くり唄」というシナリオは倉本聰の凄さを思い知った。最後の宮部さんと北村さんの解説対談も興味深いものでした^_^

2017/03/22

メタボン

☆☆☆★ 既読の「山本周五郎・その木戸を通って」「松本清張・張込み」はやはり名作。また松本清張を原案にした「倉本聰・文五捕物絵図」もなかなかに味わい深かった。短いが強烈な印象だったのが寺山修司の俳句「春寒や百足殺せし女と寝る」が冴える「吉田直哉・百足殺せし女の話」。

2022/09/06

佐島楓

山本周五郎「その木戸を通って」、ヘンリィスレッサー「処刑の日」、松本清張「張込み」が特によかった。北村さんも宮部さんも、たくさんの作品を愉しみ、大事になさっていることが伝わってくるのでこのシリーズは好きです。

2014/06/29

たらちゃん

山本周五郎さんは初読で唸った。大満足の短篇集。と思いきや、皆さまの感想をみるとそうでもない方々もいらっしゃる。文学の好みも千差万別で、それが読メの良いところ。 再読→ 蝿取り紙、初読ではわかっていなかった。これ、とても怖い話。蝿取り紙にかかった…

2017/03/29

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