かんたん短歌の作り方 (ちくま文庫)
かんたん短歌の作り方 (ちくま文庫) / 感想・レビュー
さおり
私のような超絶初心者さんにはとてもわかりやすい本だった。読んでよかった。でも、好きではないなー枡野さん。ほむほむのこと好きみたいなのでそこは安心したけど(私が安心することでもないけど)。私、短歌ってインスピレーションで読むもんと思ってたんだけど、何度も推敲するもんなんだね。そしたらさ、何かに投稿するときよく見かける「未発表作品に限る」は、どこまでが未発表なのか謎。語尾変えただけでもセーフ?半分変えたらいい?発想から新しくなきゃダメ?だいたい、こんだけ短歌が載ってて誰も誰のともかぶらないことが一番謎だ。
2015/01/14
おくちゃん🍎柳緑花紅
どこかで知ってるぞと、思ったら[ショートソング」の桝野浩一さんでした。短歌はどんどん詠めばいい。57577の形は守り普段の言葉で誰にでもわかりやすく・・・良いですね。でもちょっとしたことでガラリと印象が変わるのも面白い。信者?の方々の作品も興味深い。柳澤真実さんが良いなぁ。ご本人の作品、好きだった雨、雨だったあのころの日々あのころの日々だった君。好き。
2014/07/30
けんとまん1007
枡野さんの世界である「かんたん短歌」は、決して簡単に作れるものではない。使っている言葉が、日常の言葉でありながら、表現するのは難しい。ここで述べられていることは、短歌にとどまらない文章表現全般について当てはまることだと思う。表現を見直して見直して、これでも・・となった時点でも、時間を置いてみるとか、立場を変えてみる(これが難しい)とか。納得の至言に溢れている。
2023/03/12
つねじろう
ずいぶん前にNHKで見かけた。見てくれより自分の考えをハッキリ述べていて内容も分かり易かった事が記憶に残った。でこの本。良かった。面白かった。短歌の形式は守りいつもの言葉使いで自分の考えを分かり易く表現するマスノ式短歌。この教祖様の教えは立派に筋が通っていてブレない。お茶目で有りながら先鋭。短歌を単に古典に留めないという志や今の歌壇に対しての意地も見え隠れする。それにしても特待信者たちの短歌の鮮度が素晴らしい。柳澤真実、脇川飛鳥、佐藤真由美、天野慶。中でも脇川飛鳥がお気に入り。豚は穂村弘よりこっちかなあ。
2014/07/27
ふみ
何気にぐさぐさくることばっかり書いてある入門書。もう短歌なんてやめたくなるw(やめないけど)そして気づいたこと。枡野短歌は飛躍しない。丈夫な短歌。
2017/08/12
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