ぼくなりの遊び方、行き方: 横尾忠則自伝 (ちくま文庫 よ 5-7)
ぼくなりの遊び方、行き方: 横尾忠則自伝 (ちくま文庫 よ 5-7) / 感想・レビュー
xtc1961ymo
横尾さんの1960年から84年までの自伝、もとは「流行通信オム」に連載してたもの。私の高校から大学時代にあたる、80年から俄然面白くなるあがた森魚「僕は天使じゃないよ」出演やジョン・レノンの訃報、YMOへの参加等々あの頃が甦り物語の舞台裏を覗いた気分。また精神世界へのめり込んで、空飛ぶ円盤に夢中になり、阿久悠らとイースター島に出掛けてその時の体験からピンクレディのあの「UFO」が出来たなんて、初めて知りました。ジョージハリスン、ダリ、リサライオンから瀬戸内寂聴までその人脈だけでも驚きます。
2015/04/06
ATSUSHI
読み終えた時、しばらく放心状態のまま感動していました。 横尾先生の行き方を読んでとてつもないパワーをもらえたと思います。
2016/10/02
Wataru Nakazawa
画家横尾忠則の自伝。三島由紀夫や美輪明宏との交遊は他の本でも語っているので、今回注目したのは、空飛ぶ円盤や参禅、インド旅行といったスピリチュアルな世界に関する部分。1970年代は、超能力やUFOが流行った時代だったな。ピンクレディもその一つ。
2015/04/27
みねお
横尾忠則は文章書かせてもウマイ。日々の創作活動の様子、感じ、考えたことを細かく記録されていてスゴい!
2017/09/03
チホ
#読了。 . 日本の美術家、横尾忠則の自伝。 ボヘミアンズのテキスタイルにしばしば使われてて、横尾さんへはそこから興味がふつふつと。 . 23歳で上京し、イラストレーターとして軌道にのるまでの苦労。三島由紀夫、美輪明宏、寺山修司、高倉健らとの交流。エロの中にある不謹慎というか、ほんのちょっとのグロというか。横尾さんといえば!…という雰囲気の時代。 . 中盤は「空飛ぶ円盤」とか、横尾さん独自の精神世界の話が延々続くので、同じ本を読んでいるのだろうかとちょっと疑わしくなる。笑 …けど、世界を股にかけてウォーホ
2016/12/14
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