旅するように読んだ本: 墨瓦鑞泥加書誌 (ちくま文庫 み 27-3)
旅するように読んだ本: 墨瓦鑞泥加書誌 (ちくま文庫 み 27-3) / 感想・レビュー
saga
『はるか南の海のかなたに愉快な本の大陸がある』というタイトルは秀逸だった。本書はその文庫版ということで、著者、解説者・椎名誠氏ともに改題を惜しんでいるが、自分もその一人だ。お気に入りの作家の書評を読むと、読みたい本が増えて嬉しい悲鳴だ。著者のファンであるということは、同じ好み・方向性を感じているためということが本書を読むことで実感できた。次は何が文庫化されるのか? 楽しみに待とう!
2015/06/25
リキヨシオ
作品は面白いけど、どう説明したらいいのかわからない…そんなひと癖ふた癖ある宮田珠己がおすすめする書評本なので本のチョイスも…ひと癖あり!でもこの本を読まなければ決して出会わなかったであろう本ばかりで新鮮な気持ちになりながら読んだ。特に歴史本の書評には「タマキング」独特の姿勢が垣間見えて面白い!こんな風に本が読めたらもっと読書が楽しくなる…はず!
2015/10/29
ふろんた2.0
単行本で読んでいることもあり、紹介されている本のうち5冊が既読だった。再読になるのだが、紹介された本は全部読まなければならない気がしてくる。
2016/08/21
musis
著者のお勧め本が紹介されている。異国に関するものやファンタジーものはほとんど読まないため、幅を広げようと手に取った。本へのコメントが面白く興味がわいた。著者がわくわくして読んでいる姿が目に浮かぶ。その姿に引きずられて、どんなものか読んでみたくなる。次に本屋に行くときは人文書のコーナーをじっくりまわって見てみたい。
2015/09/20
コロコロ
極力おバカな発言を控えた本書だが、宮田珠己を数冊読んだ読者なら薄々気づいている事がある。バカな事ばかり書いてあるが実はバカがつくほど真面目な人なのではないかと言う事を…。だから本書のような本が出ても全然驚かず、興味を持って拝読しました。わけがわからんヨーロッパの項の『図説「最悪」の仕事の歴史』は読みたい本リストに加わりそうです。
2015/12/23
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