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中島らもエッセイ・コレクション (ちくま文庫 な 48-1)

中島らもエッセイ・コレクション (ちくま文庫 な 48-1)

中島らもエッセイ・コレクション (ちくま文庫 な 48-1)

作家
中島らも
小堀純
出版社
筑摩書房
発売日
2015-07-08
ISBN
9784480432834
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中島らもエッセイ・コレクション (ちくま文庫 な 48-1) / 感想・レビュー

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kinkin

中島らも氏の著作から抜粋されたエッセイ集。生い立ち、酒・ドラッグ・煙草に関すること、文学・映画・笑い、不条理と不可思議、性そして恋が各章に分けて載せられている。中島らもという人がどんな人物なのか全く初めて読む人にとっていいナビ本かもしれない。それを知った上で小説を読むのもよし、小説を読んでからこの本を読むのもよし。なかには小説の原点を匂わすエッセイが多くあることにも気づく。図書館本

2019/04/15

GAKU

「生い立ち・生と死」、「酒・煙草・ドラッグ」、「文学・映画・笑い」、「不条理と不可思議」、「性・そして恋」の五章から成り、それぞれのテーマに沿ったエッセイを、過去の数多いエッセイ集から選りすぐった中島らもさんのベストエッセイ集。ここに載っている作品は過去殆ど読んでいますが、テーマごとにまとめて読むと、あらためて氏の稀有な感性に感嘆しました。そして彼の感性に非常に共鳴出来る点が多々あり、だから私はこんなにも中島らもという作家が好きになったのだなと実感しました。

2017/05/21

HANA

過去著者の作品を読み漁った一時期がある。しばらくご無沙汰していたのであるが、こういう違った形で読んでも読んでいるうちにどういった物か思い出されてくる。名作はいつまでたっても記憶から消えることがないという事か。本書では生い立ちや酒・ドラッグ、怖い話等らもさんの魅力を俯瞰的に見ることができるが、なんとなくロマンティックな所が全体的に通底しているように思える。煮詰まっていた時に幾度となくこのユーモアやロマンティックな所に救われていたんだよなあ。自分の黄金時代は確かにここにあった。もう一度読み直してみようかなあ。

2015/08/06

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

大好きな『その日の天使』が入っていたので即買い。生い立ち・生と死、お酒・ドラッグ、文学・映画・笑い、怖い話、性と恋、5章からなるまさにベスト・エッセイ集。どれもこれもおもしろく、ゲラゲラと笑ってしまうようなユーモアの中に、社会に対する熱くて静かな怒りや、思わずじーんとしてしまうような人間に対するあたたかさが感じられる。きっと、何度も何度も繰り返し読むだろう。表紙の長谷川義史さんのイラストも、いい。

2015/07/26

シッダ@涅槃

年末12月30日頃か年始2018年(平成30年、明治150年)1月3日にかけて、時に飲みながら、でも、ほとんどシラフで読めたのは幸せだった(ほんとはもうちょっと飲みながらのんべんだらりと読みたかったが)。CF用にセンチメンタルな歌詞を書きながら「センチメンタリズムでひとは生きていけない。CF用に歌詞でも書いて、ギャラでしこたま飲むのが丁度いい」といったくだりが心地よい。あちこちらも流のロック魂があふれていてうなされた。加えれば案外知的で硬質である。

2018/01/03

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