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木挽町月光夜咄 (ちくま文庫 よ 18-3)

木挽町月光夜咄 (ちくま文庫 よ 18-3)

木挽町月光夜咄 (ちくま文庫 よ 18-3)

作家
吉田篤弘
出版社
筑摩書房
発売日
2015-08-06
ISBN
9784480432919
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木挽町月光夜咄 (ちくま文庫 よ 18-3) / 感想・レビュー

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KAZOO

吉田さんのご自分のルーツを探るエッセイです。曾祖父のすし屋が木挽町(今の(東)銀座で歌舞伎座があった近辺とは知りませんでした)にあったということで、この題名になったようです。幼少期のことばかりではなく、本や音楽あるいは知人についてもかなり触れられています。解説が坪内祐三さんで岸本佐知子さんと同様に吉田さんと同じ世田谷区の赤堤小学校出身であったことを書かれています。

2024/09/03

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

☆4.0 12連休中、読書は捗っていた。日に3冊のペースだった。 連休も7日目、いきなりペースダウンが訪れた。 気になる小説を手に取る。が、数十頁で嫌になり別の小説に手が伸びた。 しかしそれも数十頁で嫌気が差し、また別の小説にと... そして“これ”に落ち着いた。最後まで挫折無く読み終えた。

2020/12/31

ユメ

文庫で再読。昔むかし、曾祖父の音吉が〈音鮨〉を営んでいたという木挽町を目指して篤弘さんが歩く。一歩一歩が、己のルーツを辿っているのだ。街を、そして白紙の上を歩くうち、次々と思いがけない事実が浮かび上がり、連鎖してゆく。すべて、小説のような本当のこと。人は何かしらの形であちこち世界と繋がっていて、その繋がりを見出すことこそが人生の醍醐味であることをこのエッセイは教えてくれる。そもそも、本を読むということ自体が、人から何かを引き継ぐことではないか。この本こそ「この世についての愛のある解説」だと私は言いたい。

2017/11/20

あんこ

単行本も持っているし、何度も読んだのに、また読む。文庫版で。江戸っ子風なのに、適当に気取っているこのエッセイがすき。落ち着くのです。また銀座をふらつきたくなりました。歩いたり、逃げたり、戻ったり、とせかせかした不思議なエッセイ。

2015/08/11

mntmt

あとがきまで良かった。

2017/10/02

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