ムーミン・コミックス セレクション1ムーミン谷へようこそ (ちくま文庫 や 29-4 ムーミン・コミックスセレクション 1)
ムーミン・コミックス セレクション1ムーミン谷へようこそ (ちくま文庫 や 29-4 ムーミン・コミックスセレクション 1)
- 作家
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2015-12-09
- ISBN
- 9784480433213
ムーミン・コミックス セレクション1ムーミン谷へようこそ (ちくま文庫 や 29-4 ムーミン・コミックスセレクション 1) / 感想・レビュー
shikashika555
ラルス・ヤンソンとの共著ということはやや晩年の作なのかと思ったが1954年。割と若い頃から共作していたのね。 この風刺と不条理さはまさにトーベ・ヤンソンの世界。 今読むとどれもやや直截的でアクが強くやや引いてしまうがメッセージ性に富む。 時代背景や、著者の受けてきた実社会での女性差別や戦時の影響などを含めて読むと 作品の持つ攻撃性を理解できるのではないか。 ヨギベアやスヌーピーに比べて、より深く人間の持つ病的な内面や揺らぎに光を当て人物が創作されている。 「みんなちがってみんなヘン」なムーミン大好き。
2022/12/07
ふろんた2.0
ムーミンママがなかなかアグレッシブだった。文庫版は90度回転させるので、読みづらい。
2017/03/19
tsubomi
2018.02.20-02.22:漫画で読むムーミン。左から右に読むので本を横にして読む変わった造り。小説とは独立していてオリジナルのお話ですが、ムーミンの世界はちょっぴり皮肉めいた内容も含めて小説と同じなので、とても不思議。作者自身のことを言っているのかな?と思われるセリフもあったりして考えさせられます。物事を一面から見ると素晴らしいようでいても他の面から見ると欠点だらけだったり、ムーミン一家と彼らをとりまく生き物たちの風変わりな生き方や考え方や会話にクスッと笑えたり気づかされたり・・・。
2018/02/22
Mark.jr
「ムーミン」しかり「ピーナッツ」しかり、登場するキャラクターが結構厄介者というか困ったちゃんばかりなんですが。不思議と癒されるというか、自分の悩み事がバカらしくなる、そんな効能がありますね...。
2024/01/31
toe
1話が随分長いのね。ムーミン一家はのん気で穏やか!ウチはウチ、よそは気にしません。でも有名になるとチヤホヤされちゃう一面も。そんなとき、スナフキンは冷静に問いかける。だけどママ、食べた食器をベッドの下に隠すのはやめたほうが…。あ、装丁は安野光雅だぁ
2023/04/02
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