教科書で読む名作 羅生門・蜜柑ほか (ちくま文庫)
教科書で読む名作 羅生門・蜜柑ほか (ちくま文庫) / 感想・レビュー
優希
高校の教科書に取り上げられた作品を集めたものになります。分かりやすいだけではなく、名評論と付録の作品を読むことでより味わい深く響きました。
2023/05/07
優希
教科書で読んだかは記憶にないですが、どの話も面白かったです。『羅生門』と『地獄編』の元ネタが収録されているのも興味深いところでした。味わいのある短編集だと思います。
2021/06/14
優希
再読です。高校の国語の教科書に掲載された作品を集めた短編集になります。注、図版、解説により、味わい深く読むことができました。『羅生門』と『地獄変』のもとになった説話が入っているのも興味深いところです。
2023/10/27
マカロニ マカロン
個人の感想です:B。タイトル通り教科書によく掲載されてきた名作をまとめてある。本書の中では『蜜柑』が最も好きで、短編小説の傑作と言われる『檸檬』(梶井基次郎)よりはるかに良いと思う。教科書に載ると言いながらさすがに『地獄変』はないだろうが、『藪の中』同様に深いものを感じる。これと『羅生門』を組み合わせた黒澤明監督の力量に改めて感服。三編の解説が掲載されているが、いずれも芥川文学の味わいを深めてくれる内容だった。『雛』は今回初めて読んだが、こじらせ系の不器用な家族のお互いを思う心が沁みた
2021/12/26
KORO
息子の中学の国語のテストで『蜜柑』が出題されたので、全文読んでもらいたいと購入。ただし『地獄変』はいけません❗こんな変態鬼畜小説を教科書に載せたらダメやろ...
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