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増補版 天下無双の建築学入門 (ちくま文庫 ふ 7-3)

増補版 天下無双の建築学入門 (ちくま文庫 ふ 7-3)

増補版 天下無双の建築学入門 (ちくま文庫 ふ 7-3)

作家
藤森照信
出版社
筑摩書房
発売日
2019-05-09
ISBN
9784480435965
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増補版 天下無双の建築学入門 (ちくま文庫 ふ 7-3) / 感想・レビュー

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阿部義彦

親本はちくま新書だそうです、ちくま文庫で増補版となりました。建築家の藤森さんは私が愛した小説家、故赤瀬川原平さんとは、路上観察学会でも同僚で仲が良く、赤瀬川さんの「ニラハウス」の設計をした方でもあります。そして何よりも健啖家だとか!これは痛快な建築学入門ですね。但し非アカデミックで、どっちかというと縄文や弥生式竪穴式住居に興味をもって自ら家を作ってみた体験が、心踊ります。そして、2章のあっと驚く!住宅建築の技 では《天井》《廊下》《ベランダ》等の題で日本建築をなで斬りに!痛快な建築学エッセイ!是非よむべし

2019/05/25

れどれ

天下無双に面白かった。建築学というが建築についてのもろもろを外連味たっぷりに語ってくれている。NHKの教養番組アタリ回が延々続く感じ。

2023/02/14

海星梨

エッセイですね。ちくま文庫ってもっと学術的なものだと思っていました。2019年出版の本でここまで「日本男児」的発言をみるとあまり気分のいいものではありませんし、「庭では時間が止まっている」は異議を唱えます。手入れしたことありますよね?季節ごとに彩りがありますよね?草が生えて誰の住んでもないと分かる家を見たこともありますよね?だんだん適当に原稿を埋めてる方なのかと疑いがわきました。

2019/06/11

totuboy

家の中に当たり前にあるものについて、なぜそれがあるのか、という存在理由から考えていくところが面白い。確かに藤森さんの指摘する通り、最近の住宅からは廊下がなくなっている。窓の存在についても、外からどのように切り取られて見られるか、という視点から話が進むのは面白かった。

2019/10/16

林克也

おもしろいけど、藤森さんについては、こういう本業の建築史の成果を読むより、彼の現実の建築作品を、口をあんぐり開けて一日中ボ〜っと眺めている方が好きです。 「夏は樔に宿、冬は穴に住む」ということと、矢沢忠一老人の技の話が面白かった。

2019/07/13

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