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佐武と市捕物控 愛憎の綾の巻 (ちくま文庫)

佐武と市捕物控 愛憎の綾の巻 (ちくま文庫)

佐武と市捕物控 愛憎の綾の巻 (ちくま文庫)

作家
石ノ森章太郎
出版社
筑摩書房
発売日
2019-08-09
ISBN
9784480436139
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佐武と市捕物控 愛憎の綾の巻 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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kinkin

面白いのだけ、漫画を文庫化というのはちょっと無理がある。細かい描写やセリフが小さくて読みにくい。せめてB5サイズで出版してくれるとありがたい。

2022/09/23

Vakira

約50年も前の作品に驚く。全然新鮮。石森章太郎さんSFだけでなくこんな人間ドラマも素晴らしい。映画の演出の様なコマ割り。人物の表現はよりリアルに。少年向けだった漫画から青年向けへ新規開拓。この漫画も少年サンデーからビックコミックへ連載変更したようだ。人間の愛憎物語にはやっぱりSEX描写は必要だろう。TVアニメまで作られ当時は21時から放映されていたようだ。調べてビックリ 演出は真崎守だ。見たい~。このシリーズ発行してくれたちくま書房に感謝。残念なのは3巻で終了。もっと読みたい~

2019/10/02

阿部義彦

えっこれで(3巻で)終わっちゃうの?アンソロジーもっと読みたいです。つうか、全部丸ごと復刻してもらいたいです。版元の小学館(ビッグコミックス)がやらないやらちくまさんしかないてしょ!なんて、無理をいっちやいました。この巻のテーマは男女の愛憎劇です。一番セリフ少なめで読み応えもズッシリでした。モラトリアム、ピーターパンから、アダルトチルドレン、変態性性欲まで、みどりちゃん健気ですね。ちくまさん、続刊を待ってますぜ。この作品を眠らせるのは漫画界にとっても罪な事です。

2019/08/17

アリーマ

男女の痴情沙汰に絡んだ話のセレクション。読むたびに闇の息遣いがページから立ち昇る。文庫という版の小ささが辛いくらい濃密な画と構図。不朽の名作だ。★★★★★

2020/01/14

剛腕伝説

闇の片脚、血と雪、芒、巾着きり、燈籠流し、神隠し、端午の節句。当初連載は少年サンデーだったのが、途中から成年向け雑誌ビッグコミックに変わった。少年漫画では描ききれない、男女の機微や異常な性癖を描けるようになり、『佐武と市捕物帖』も円熟味を増し、奥の深いものになっていったとの事。少年誌には宿場女郎や堕胎の話は描けないものね。

2022/10/10

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