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普段着の住宅術 (ちくま文庫)

普段着の住宅術 (ちくま文庫)

普段着の住宅術 (ちくま文庫)

作家
中村好文
出版社
筑摩書房
発売日
2020-12-14
ISBN
9784480437051
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普段着の住宅術 (ちくま文庫) / 感想・レビュー

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ぶんこ

以前から有名建築家のカッコイイ家が苦手で、初めてお気に入りとなる建築家さんと出会えました。何より、住む人が暮らしやすい家、気を衒わない家というのが最大のお気に入りポイント。事務所内でよく料理をされるそうで、料理をすることも、より良い設計には欠かせないというのも素敵。手がけられた数軒の紹介もありました。その中で中野の家に関しては、施主の希望である暖炉を、中村さんの希望である家から突き出た外階段を優先させたこと。これが不思議でした。表紙にも暖炉があって、ご本人も暖炉が好き。なのに階段なんだ?

2024/01/14

Tenouji

読了に時間がかかってしまったが、これは、味わい深い、建築エッセイ本だった。幾度と読み返しても良いと思われる内容ですね。

2021/05/07

翡翠

語彙の豊富さ、漂うユーモアとあたたかさにたちまち著者のファンになってしまった。きっと作るものも、生活を大事にした、大げさでなく、年月と共に愛着が増し、住む人、使う人の一部になるような質の良いものなのだろうと想像する。

2022/01/09

黒澤ペンギン

将来こんな家に住みたいっていう想像がどんどん膨らんで時間があっという間に過ぎる。やっぱり薪ストーブは置きたい!

2021/06/02

ロータス

建築家のエッセイなので当然のことながら家づくりの話が多いが、そのどれもこれもに著者独特の哲学があり、示唆に富んでいた。宗教上の理由で地鎮祭をしないクリスチャンの冴えた解決策も面白い。家に欲しいと思ったのは炬燵+囲炉裏的なイングルヌック。これがあったら冬も快適に過ごせそう。「建築家の本棚から」も良い。

2021/07/14

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