おれたちと大砲 (ちくま文庫)
おれたちと大砲 (ちくま文庫) / 感想・レビュー
fukufuku
久しぶりに井上ひさしを読む。 公人朝夕人の土田家の分家の衛生とゆかいな仲間たちの幕末珍道中。 大樹公のトイレの御用をするお家なんて嘘みたいな本当にあったらしい役目の土田家なんてのをうまく使って、井上ひさし的なあほっぽい話にしている。下らなくて、おばかで痛快。
2022/06/15
マサ
まるで芝居を観ている様な面白さ。幼馴染の5人が再会するところから最後まで大掛かりなずっこけ大作戦の連続で、そんなばかなと思いながらも一気読みしてしまった。それにしても将軍様の尿筒係なんて本当にあったのかね。面白井上ひさし、満喫しました。
2022/05/17
ton
うーん。 よく言って、憎み切れない阿呆のお話、、、かな。 仲間・幼馴染を見捨てない大らかさに感心するけど、そもそも衛生の変な思想に巻き込まなければ皆それぞれ真っ当に生きられたのにな、と思いながら流し読み。 これは、文庫として発行するほどでもなかったのでは?と思った。井上ひさし作品は、けっこう好きなのだけど。
2022/09/25
感想・レビューをもっと見る