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人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版 (ちくま文庫 よ-31-2)

人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版 (ちくま文庫 よ-31-2)

人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版 (ちくま文庫 よ-31-2)

作家
吉川浩満
出版社
筑摩書房
発売日
2022-11-14
ISBN
9784480438348
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人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版 (ちくま文庫 よ-31-2) / 感想・レビュー

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特盛

評価3.8/5。科学-人文知に領域横断的/怪物的読書量を誇る著者による、雑文・エッセイ集的作品。テーマは進化と認知で人間の思考枠組みや自己イメージの変容について、最新の人間本性知見を様々な本から紹介する。進化系の話は前著、理不尽な進化を引き継ぎ、認知系はヒューリスティックバイアスや人間格調などがテーマ。膨大な量だがおもちゃ箱的で楽しい。著者の興味の幅が伺えるとともに、優れたブックガイドである。読後アマゾンで興味ある本を色々2万円分も注文しちゃったよ。本棚のスペースがもうないのにね・・・

2024/10/14

魚京童!

人間とは何かを明らかにしようとして、いろいろとりまとめたものだけど、よくわからなかった。

2024/11/09

タイコウチ

まえがきには「人間と人間観の変容を一貫した視座から論じる『人間本性論』(仮)の調査と考察を進める途上で生まれた文章をまとめた」とあるが、あとがきでは「だが、いまでは私などが「本論」を書く必要はないと思っている」とある。これは半ば謙遜ととるべきで、本書は、進化論、認知科学、功利主義、人工知能など私たちの「人間観」を揺さぶる様々な最新の知見を紹介するブックガイドでありながら、吉川さん独自の見立てで見事に一貫した新しい人間像が描かれている。もっと早く読めば良かったと思いつつ、文庫化で最新の附記を読めるのが利点。

2022/12/23

YT

進化や認知をめぐる自然科学、心理や倫理などの人文学の分野をまたぎながら、現状の人間観を整理して行く小論文集。 『理不尽な進化』のように優れたブックガイドにもなっている。 非常にたくさんの学術知が飛び交うので、まとまりがあるようなないような... そして、感想をまとめづらいけど読んでいてとても楽しい...笑 人工知能とかに興味がある人にもおすすめです。

2024/10/13

☆ツイテル☆

フライヤー

2023/06/30

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