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小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1)

作家
益田ミリ
出版社
筑摩書房
発売日
2022-12-12
ISBN
9784480438553
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小さいコトが気になります (ちくま文庫 ま-54-1) / 感想・レビュー

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saga

どーでもいいことの確認エッセイ。共感できるものが多かったが、へ~そういう見方もあるのか~、というお題も少なからずあり、ミリさんの視点の面白さを改めて感じた。そして確認作業が過去を思い出すタイムマシンのような役割でもあるのだなー。「猫の確認」は私もしてしまう(笑)。本文中の漫画のセリフが珍しく大阪弁だったのも新鮮。

2024/08/24

chiseiok

いやいや、ちょっとガッツリ向き合っての読書というのが精神的にも肉体的にも辛い状況となってしまい、なんかサックリさらさらと読みたいなぁと。そんな自分に安心安定のミリさんの文庫新作をあてがってみたら期待通りのリハビリ効果でした。日常の細々とした事が気になる、でも他のみんなはこんな事気になんないのかなぁ…ってのは誰にでもあると思いますが、それを丁寧に掬い上げて「だよねだよね!」と共感させてくれる語り口はやっぱり上手いです。何気にかなりの激戦区なのであろうこのジャンルではトップランナーですな。ありがとうミリさん。

2023/04/03

❁Lei❁

無印良品の店内や、モンブランの土台など、日常のちょっとしたことをついつい確認してしまうよね〜というエッセイ。エイヤっとメールを送信したあとに誤字を発見するとか、なんとなくコンビニやお土産屋さんをウロウロしてしまうとか、わかるなあ。私が欠かさず確認するのは、本屋さんの新刊コーナーでしょうか。頻繁に通っても品揃えは変わらないのだけれど、本屋さんがあるとついつい吸い寄せられてしまいます。何も買わないのにウロつくのは時間の無駄かなと思っていましたが、このエッセイを読んで、そんな時間があってもいいよねと思いました。

2024/04/07

ホークス

元本は2019年刊。著者のエッセイには小さな発見が丁寧に書かれている。でもどこか突き放したクールさがあって、ベタベタせず爽やかだ。本書は、生活の中でちょっと気になった色々がテーマ。間取りの載ったチラシを眺め、住んでいた人のエピソードを想像する。不動産屋に貼られた間取りから、お気に入りの物件を選ばずにおれない。引っ越す予定も無いのに。秋には理想のモンブランを求めてケーキ屋を覗くが、条件に合うブツは見つからない。じつに細かい「気になる」が次々と出てくる。気になった方がきっと楽しいだろうなと思う。

2024/07/10

シンシア

ミリさんと一緒に小さいことを気にしながら、のんびりと読みました。のんびりのんびりと。

2023/04/30

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