私のイラストレーション史 ――1960-1980 (ちくま文庫 み-5-17)
私のイラストレーション史 ――1960-1980 (ちくま文庫 み-5-17) / 感想・レビュー
まみ
元々南伸坊も和田誠も知らず、表紙が可愛いから手に取った本だが、買って大正解だった。収録されている図版を見るだけでも楽しいが、筆者の優しい文章が読んでいて心地よかった。 流されるまま、面白いことを求めていったとの仕事への向き合い方も、今の自分にすごく刺さった。 ちくま文庫の本って、なんか当たりが多い気がするけど、たまたまかな?
2024/04/18
marua
「高校入試に失敗し、大学入試に失敗し、就職試験で失敗する。その失敗のたびに、自分の会いたかった人に近づいていった」なんと励まされる言葉だろう。伸坊さんも70代を過ぎて、ここに登場する先達たちは大体鬼籍に入り本物のレジェンドになった。名講義がどんな風に面白くてすごいのか、言語化し再現できる伸坊さんもまた才能の持ち主であることもわかる。わし自身も多感な頃、ここに登場するレジェンドにはまって人生を豊かにしてもらった。ありがたいったらない。
2024/04/15
小林KTYA
2023年読了
2023/07/01
感想・レビューをもっと見る