なつかしい本の話 (ちくま文庫 え-22-1)
なつかしい本の話 (ちくま文庫 え-22-1) / 感想・レビュー
たっきー
1978年に刊行されたものの文庫化。著者の幼少期から青年期の人生のふりかえりとそのときを共にした本について。当時の風景を思い描きながら読んでいった。取り上げられた本については特別関心をもつようなものはなかった。
2024/05/09
かおり
こんなに人生に寄り添った読書経験や本を渇望したは私にはないので、私もこんな読み方をしたかったと思った▼本屋で表紙とタイトルに惹かれて買ったので、著者の方をあまり意識してなかったけど、読み始めてからwikipediaで調べたら皇室に繋がっててびっくりしたよね。私が無知なだけでした。
2024/05/21
キー
「本とは、むしろ存在である」。『アーサー王騎士物語』『モンテ・クリスト伯』『谷崎潤一郎集』…。自身の虚弱さや母との死別といった、堪えがたい現実から幼き著者を解放してくれたのは、病床の枕元に積み上げられた本だった。昭和を代表する文芸評論家が、第二次世界大戦の戦中から戦後の重苦しい空気とともに、本だけが支えであった自身の幼少期から青年期を回想する。
2024/08/28
数太郎
自伝として興味深い。
2024/05/26
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