KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書 1)

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書 1)

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書 1)

作家
橋本治
出版社
筑摩書房
発売日
2005-01-25
ISBN
9784480687012
amazonで購入する Kindle版を購入する

ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書 1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

♪みどりpiyopiyo♪

以前読んだ本。今 奨めたい友人がいます♪ ■現代の敬語は、上下関係ではなく「人との距離感を自在に操るための便利なツール」という視点を貰って、生きるのが少し楽になりました。人間関係をきちんと動かすことを言葉が助けてくれる☆ ■言葉づかいに良い悪いは無いけれど、その人となりをしっかり表すものである。どのように伝えるか、どのように思われるのかを自分なりに考えていく事が大事。タメ口は独り言。■敬語を「日本語の表現力の豊かさ」と捉えるのも、なんか好きです。(→続

カピバラ

読む対象を強烈に意識して書いてくださった、日本人は刮目すべき一冊。敬語の成り立ちを知れば、頭ごなしに敬語を使わんか!と叱られるよりずっと府に落ちる。もしまた教壇に立つことがあれば、生徒たちに話してあげたい話が沢山載っていた。

2020/01/16

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

目から鱗が1億枚くらい落ちて体重が10キロ軽くなった!というくらいの衝撃の書。敬語とは人との適正距離をはかるためのものだったのか!!関西にきて二人称に「自分」と使われることにどうにも慣れなかったのだけど、ヤクザの「ワレ、いてこますぞ!」のワレが我だったとは!!!!コンビニ言葉の気持ち悪さ、距離感を間違ってるものなのだな、と納得。

2019/11/08

かくば

敬語はもともと日本に身分階級があった頃の名残で、正しく使えないと文字通り”罰が当たった”そうです。目上と目下、尊敬と謙譲のルーツを聖徳太子の時代から辿りつつ、最終的に”身分差という概念のない現代に、正しい敬語なんて実は無いんだよ”と解説するくだりが目から鱗でした。ただし言葉づかいに良い悪いは無いけれど、その人となりをしっかり表すものであることは確かのようです。日本語って面白い。

2015/06/22

タルシル📖ヨムノスキー

ちくまプリマー新書の記念すべき第1冊目。ビジネス書でよくある敬語の使い方のハウツー本ではなく、敬語とは何か、なぜ敬語を使わなくてはならないのかについて書かれた本です。10代向けとは言っても内容はけっこう難しいです。さすがにこの歳になると、「敬語って、エラい人、エラそうにしている人にとりあえず使っとく言葉じゃないの?」とは思わないが、〝敬語とは人と人との距離を認める言葉〟というのは、目からウロコでした。それと、暴走族やヤンキー(死語?)なんかがカッコつけた自己PR「○○参上!」は、実は謙譲語だったとは。

2019/08/08

感想・レビューをもっと見る