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「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書 28)

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書 28)

「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書 28)

作家
藤原和博
出版社
筑摩書房
発売日
2006-01-01
ISBN
9784480687289
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「ビミョーな未来」をどう生きるか (ちくまプリマー新書 28) / 感想・レビュー

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なかしー

恐らく想定相手は学生(当時著者は和田中学校長だったことから中学生?、出版もちくまプリマ―新書ですし)なので、かなり言葉遣いも口語調で平易かつ彼らに身近なテーマを授業形式1~6時間目で解説。ページ数も電子で96pなのでかなり短め。著者の他作品を既に読んでいるので、成熟社会に必要なスキル情報編集力(5つの技術)、クレジット(信任)レベルを上げるなど既視感も多め※それだけ重要な事なので何度も言いますよね。なんで、一度でも著者の本読んでいる方は退屈かも?聞き手によって如何に伝わる?刺さる?表現にするかを学べる一冊

2024/10/27

ふろんた2.0

成長社会から成熟社会へと移行した今、何が正解かは不確定であり、正解よりも納得解を見つけ出す力が必要になってくる。また、その力を養うためには集中力とバランス感覚を身に着けておく必要がある。

2012/09/18

Uzundk

お見事です。138pとそれほど多くない分量ですが2010年代に自らの生き方を考える要素を充分に含んでいる内容でありました。クレジット(信任)が社会での自由度に繋がること、その経験値の貯め方を知るのが学校であり将来の働き方、生き方を選ぶ基準となると語る。教育の場には記憶頼りの学力では無く、こういう社会で生きることについての概念がもっと根付いて欲しいと切に思う。最後の心構えとして「あきらめないけど、こだわらない」という潔さを上げているのが印象に残った。

2015/05/12

ほじゅどー

★★★中学生のために書かれた本であるが、目下、一流大企業を目指して就活中の大学生も読んだ方がいい!

2012/03/10

あじさい

こんな校長先生ならば、月曜日の朝礼で生徒達がバタバタと「KO」されることはないだろう。 授業内容の具体例と抽象化のバランスが絶妙。具体的な話はリアリティー溢れているんだけれども普遍性に乏しく、抽象度の高い話は普遍性は高いけれどもイメージが湧きにくい、とそれぞれ一長一短がある。プレゼンはその両方の利点を如何に生かすかが鍵。反抗期や中弛み真っ只中の中学生でも、藤原校長の話なら聞き入ってしまうだろう。社会の「本音」がドロドロされることなく教育効果を見据えながら見事に表現されている良書。

2015/08/12

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